韓国サウナ旅「ソウル市内のスッカマ編」

  • 写真&文:岩田リョウコ
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韓国2泊3日のサウナ旅でしたが、書くことが盛りだくさん。仲良しのサウナ好き清水みさとちゃんと二人旅でとにかく食べてサウナを巡るという旅でした。「チムジルバン編」「汗蒸幕編」「180度のスッカマ編」、そして今回最後となるソウル市内で体験できるスッカマのお話をしたいと思います。

韓国で一番楽しみにしていたのが、韓国伝統の古代サウナ「スッカマ」。薪を窯の中で何十時間も燃やして温めるサウナです。なので都会にはなく、ほとんど郊外にあります。日本でも薪サウナが街中にあまりないのと同じですね。最初に行った超ローカルのスッカマも、ソウルから1時間半くらいの郊外にありました。

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でもソウル市内、ソウルの端っこギリギリにもスッカマ、あるんです!


サウナが好きな旅行者にはアクセスしやすい、とてもありがたいこちらのスッカマ、「スプソク漢方ランド」という名前です。

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ソウル駅からバス1本で25分くらい。バス番号さえ間違えなければしっかり施設の前まで連れて行ってくれます。わたしたちは最終日、午後の飛行機に乗る前に行きました。

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入り口には有名人と思しきたくさんのサイン色紙、そして日本語!

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前日に行ったローカルすぎるスッカマは日本語どころか日本人も来たことがない様子で、お金を払うところから苦労したので、日本語表記があるだけで急にホッとします。

3日目ともなると、韓国のサウナシステムももう習得済み(最初の2日間は失敗したり間違えたり……)。「お風呂とサウナと、スッカマもお願いします」と言って、+スッカマ料金を払うと館内着がもらえます。


ロッカーへ行き、館内着に着替えて外にあるスッカマへと向かいます。

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館内にある汗蒸幕や休憩スペースは、さすが朝早いだけあって人がいません。

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そしてこちらがスッカマ。

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絶賛薪燃やす準備中で、おじさんがせっせと丸太を窯に運んでいました。

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時間もないので、高温スッカマを狙っていきます。前回、高温スッカマに入ろうとしたら地元の人に「肌を覆うバスタオルか頭巾がないとダメ、ダメ!熱すぎるよ!(想像翻訳)」と言われたのですが、今回も自前のバスタオルや頭巾などはありません。だって観光客だから……。


でもせめてもの靴下を履いて入ります。清水みさとちゃんは果敢にも素足です(でもタオルを敷いて乗ってますね)。そう、足の皮が溶けるんじゃないかってくらい熱いんです。

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実際、目の前にいた人はこの状態。

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肌を守らないと肌がやけどしてしまう熱さです。ここは温度の記載がなかったのですが、おそらく130〜150度くらいはあったと思います。とにかく、湿度ゼロのカラカラ地獄です。

これまで国内外のいろんなサウナを体験してきたわたしたちですから、せっかく来た韓国で汗をかく前に出るなんてプライドが許しません。汗が出るまでは高熱に耐えます。


タオルのオバケも出ていき、いよいよわたしたちも汗がで始めたので、「もうダメだー!」と飛び出します。スッカマには水風呂はありません。外気で冷ますスタイルです。こんなに焦げるほど熱いので、水風呂に入れたらどんなに気持ちいいか……伝統を壊して水風呂作ろうよ……なんて考えながら外気浴していました。そして、目の前にはスッカマで使われたであろう炭で温められている焼き芋が。

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ちなみに中の浴室のほうにはサウナと、しっかり冷たい水風呂があります。しかも深くて泳げるような大きさです。こちらのサウナは高温高湿でかなりいい感じでした!

というわけで、またバスに乗り、ソウル駅から空港へ直行して日本へ帰ったわけですが、2泊3日でもスッカマ2つとソウル市内の汗蒸幕にもいくつか行けたので大満足な韓国サウナ旅となりました。

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次はどこへサウナ旅に行こうかなと思案中です。

スプソク漢方ランド 本店

住所:75-7 Bongwonsa-gil, Seodaemun-gu, Seoul, 韓国
TEL:+822-365-2700

 

岩田リョウコ

文筆家、イラストレーター

コロラド大学大学院東アジア言語文明学科卒。2009年から外務省専門調査員として在シアトル総領事館勤務。在米中に出版した『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』がベストセラーとなり世界5ヵ国で翻訳出版されている。サウナ愛好家でもあり、フィンランド政府観光局サウナアンバサダーに任命されている。著書に『週末フィンランド』、『エンジョイ!クラフトビール』、『コーヒーがないと生きていけない!』、『HAVE A GOOD SAUNA!』がある。
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岩田リョウコ

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コロラド大学大学院東アジア言語文明学科卒。2009年から外務省専門調査員として在シアトル総領事館勤務。在米中に出版した『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』がベストセラーとなり世界5ヵ国で翻訳出版されている。サウナ愛好家でもあり、フィンランド政府観光局サウナアンバサダーに任命されている。著書に『週末フィンランド』、『エンジョイ!クラフトビール』、『コーヒーがないと生きていけない!』、『HAVE A GOOD SAUNA!』がある。
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