アメリカのカルチャーアイコンのスパイク・リーが、地元ブルックリンで個展を開催

  • コーディネート:鈴木希実

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NEW YORK ニューヨーク/アメリカ

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ピンクのダブルのスーツは、故ヴァージル・アブローによるカスタムメイド。2021年カンヌ映画祭で着用した。Installation view, Spike Lee: Creative Sources . Brooklyn Museum, October 7, 2023 - February 4, 2024. (photo: Danny Perez)

ブルックリンで育ったスパイク・リー。自身が育った街を題材にした映画や、地元NBAチーム「ニックス」の熱狂的ファンとしても知られ、NYを代表するアイコン的存在だ。そして、ブラックカルチャーの重要なサポーターであり継承者でもある。

個展『Spike Lee: Creative Sources』では、映画で使用された衣装や小道具、リーが所有するブラックアメリカンアーティストによる作品、ファッションやスポーツグッズなど、約350点以上にのぼるアイテムが展示され、彼のクリエイションやライフスタイルの原動力が明らかに。本人の私物を特別に見せてもらっているような気分になれる、アットホームなエキシビションだ。

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オープニングナイトには、ジャッキー・ロビンソンのTシャツで登場。~24年2/4まで。www.brooklynmuseum.org/exhibitions/spike_lee Photos by Deonté Lee

※この記事はPen 2024年1月号より再編集した記事です。