砂澤ビッキのネックレスから、現地でも入手困難なメキシコの作家ものまで! 伊勢丹新宿店で世界各国の民藝に出合おう

  • 文:Pen編集部

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伊勢丹新宿店では、9月20日(水)〜10月3日(火)の期間、『カタル×てしごとー暮らしの民藝ー』が開催されている。第5弾となる今回は、「民藝」にフォーカスし、2週にわたって「JAPAN」、「WORLD」といったそれぞれのテーマで構成。

日本の民藝の魅力を紹介する第一弾「JAPAN」には、高円寺のSAFARIが展開するSAFARI GALLERYが参加。近現代の巨匠作家の陶芸や工芸作品を中心に民藝とアートが一堂に並ぶ同ギャラリーからは今回、沖縄の陶芸と北海道の木彫りをテーマとした作品がラインナップ。沖縄の北窯の陶工・松田共司による琉球王国時代の材料や技法を再現した貴重な作品や、日本を代表する北海道の彫刻家・砂澤ビッキによる、生前のオブジェやネックレスなどの作品も並ぶ。

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松田共司 擬宝珠形 丁子風炉¥1,320,000 (W20cm×D20cm×H26.5cm)
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砂澤ビッキ 木鈴ネックレス¥88,000〜¥198,000

世界中の個性豊かな民藝から器、オブジェなどのインテリアを探究できる第二弾「WORLD」では、オリエンタルでモダンな雰囲気を纏った陶器やファブリック、ジュエリーなどをさまざまに紹介する。初台にあるtayはベトナム語で“手”を意味し、「手から手へ、手を取り合って受け継がれる」をコンセプトに去年誕生したヴィンテージショップ。ベトナム北部のバッチャン焼の中から30〜40年前につくられていたオールドバッチャン焼、山岳民族がつくっているシルバージュエリーなど、東南アジアを中心としたさまざまな国や地域の民藝品、古道具を紹介。

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カレン族やアカ族など山岳民族がつくっているシルバージュエリー。ピアス ¥6,160〜、リング ¥6,600〜、シルバーケース ¥13,200〜

吉祥寺のショップLABRAVAからは、フォークアート大国のメキシコから選りすぐりの民藝品を展示販売。木彫りや土人形、オブジェなど、どれも個性あふれるものばかりで、現地でも入手困難な有名作家の作品や手仕事に出合える。

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イサイーアス ヒメネス作「ナワール」¥132,000

民藝や手仕事の品々は、使うこと・飾ることで暮らしにすっと溶け込み、日常にささやかな彩りを与えてくれるが、つくり手の思いや背景を知ることでさらに魅力を増す。

「モノをモノとして消費するのではなく、つくり手の想いやその背景や技術を知り、共感して選んでほしい」という思いから企画された今回の展示販売。会場でどのような出合いが待っているのか、ぜひ足を運んでみてほしい。

「カタル×てしごとー暮らしの民藝ー」

開催期間:9月20日(水)〜10月3日(火)
※会期中、出展ブランドの入れ替えあり【JAPAN:9月20日(水)~9月26日(火)、WORLD:9月27日(水)~10月3日(火)】
開催場所:伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5

www.mistore.jp/shopping/feature/living_art_f2/hobby17_l.html