『THE ENDING ’23』からヘイのポータブル照明まで【Penが選んだ今月のデザイン2選】

  • 文:猪飼尚司(デザインジャーナリスト)

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1.グラフィック・デザインの老舗が、38年の歴史に幕を閉じる

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開業当時はまだグラフィックデザインを扱うギャラリーがなく、稀有な存在だった。

リクルートホールディングスが運営するクリエイションギャラリーG8が閉館する。1985年の開館以来、さまざまなクリエイターの実験的なビジュアル表現をサポート。38年の間で400以上もの展覧会を企画してきた。最後の企画展となる『THE ENDING ’23』では、同ギャラリーにゆかりのあるクリエイター16名の二人展を3日交代で次々に展示替えする予定だ。さらに過去の展覧会ポスターの限定販売やトークショーの映像上映なども行われる。

『THE ENDING ’23』

会場:クリエイションギャラリーG8
開催期間:8/1~9/2
TEL:03-6835-2260
開館時間:13時~20時
休館日:日曜日、祝日、8/11~16
料金:入場無料
http://rcc.recruit.co.jp/g8

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2.アウトドアで吊り下げて使える、ヘイのポータブル照明

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ステンレス、オイスターホワイト、アイアンレッドの3色。Φ195×H305㎜。各¥30,800

フランス人デザイナーのインガ・センペが、デンマークのブランド、ヘイから新作のポータブル照明「ムスケトン(MOUSQUETON)」を発表した。ムスケトンとは、フランス語で「カラビナ」のこと。名前が示す通り、上部のパーツがカラビナのように開閉。枝やロープに吊り下げておくことができる。屋外で使用することを想定し、耐候性の高いステンレスを使用。重心を下部に集めて安定性を保ち、風が吹いても倒れにくい構造にしている。

ヘイ
www.hay-japan.com

※この記事はPen 2023年9月号より再編集した記事です。