1．実験と検証が生み出す、独自の表現に高評価 

日本を代表するグラフィックデザイナーの故・亀倉雄策の業績をたたえ、日本グラフィックデザイン協会が選出する亀倉雄策賞に、今年は岡崎智弘と三澤遥が決定した。その受賞記念として三澤遥の個展が開催。円筒形を駆使した立体造形と独特の配色による、「玉造幼稚園」のサイン計画などが展示される。三澤の代表作である「動く紙」がいまだに変化を続けているように、実験や検証の蓄積から現れた、変わり続ける彼女のデザインに注目したい。

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2．デザインと食と文化がつまった、南青山の新たなスポット

東京・南青山にオープンしたイデアル（IDÉAL）ビルは、デザイン、食、文化を発信する複合施設。レストラン ドミニク・コルビをはじめ、キッチンブランドミノッティクチーネ（7月20日オープン）、英国のデザインブランド、トム・ディクソンのカフェ併設型ショップ、セレクトショップのセンプレが運営するスペース、そしてヴィンテージ家具とオーディオを提案するインテリアサロンイデアル トーキョーなど。コシノジュンコによるアートも展示されている。