Pen最新号『スタイルのある旅道具』では、クリエイターたちの旅のお供や、チェックすべき旅道具を一挙に紹介。その中から、人気車両を模したユニークな新作スニーカーを掲載する。
Pen最新号『スタイルのある旅道具』。夏休み目前! クリエイターたちが旅に持って行く愛用品から、目利きがお薦めするトロリーケース、特別な時間を彩ってくれるスタイリッシュな家電、小腹が空いた時のために携えたい嗜好品まで、出かける前にチェックすべき旅道具を一挙に紹介。自分のスタイルに合うスグレモノを見つけてほしい。
『スタイルのある旅道具』
Pen 2023年9月号 ¥990(税込)
Amazonでの購入はこちら
楽天での購入はこちら
---fadeinPager---
神戸発祥、いまや世界的に愛されるオニツカタイガーが、JR西日本や兵庫県とコラボ。3つの名車両をモチーフとする、旅を彩るスニーカーが誕生した!
旅の始まり、普段は利用しない新幹線のホームに立っていると、近未来的なデザインの車両が視界に入り、こちらに近づいてくる。
旅には盛り上がる場面がいくつかあるが、日常と非日常が切り替わるこの瞬間ほど、「いよいよ出発だ」とワクワクするものはない。このたび、JRグループが地方自治体や観光事業者と連携して観光推進を行う「デスティネーションキャンペーン」2023年夏の開催地が兵庫県に決定した。それを受けて1949年に神戸市で創業したオニツカタイガーが、旅ブランドである兵庫テロワール旅やJR西日本とともに、兵庫県の駅を発着する新幹線からインスピレーションを得たスペシャルモデルを製作した。まさに旅の始まりの高揚感を思い出させてくれるような、ユニークなスニーカーだ。
ラインアップは東海道・山陽新幹線の3車両の特徴やカラーリングをデザインに落とし込んだ3足。ドイツのデザイナー、アレクサンダー・ノイマイスターが手がけ、デビューから25年以上経った現在も根強い人気を誇る500系、白い車体に青いラインがクラシックで、その乗り心地にも定評があるN700S、そして「見ると幸せになる」とも噂される923形ドクターイエローといったファンにはたまらない名車両が並ぶ。
ベースとなっているのは、日本のものづくりの素晴らしさを世界に発信していくオニツカタイガーのニッポンメイド コレクションより、今年3月に登場した「メキシコ 66 GDX」。こちらは1966年誕生のトレーニングシューズ「リンバー」のDNAを受け継いだ、ブランドアイコン「メキシコ 66」に日本製素材を使用したモデルで、このコラボレーションでは姫路の職人による伝統技術で仕上げられた神戸牛レザーを採用。さらにお馴染みのオニツカタイガーストライプには高密度の糸を用いた立体的な刺繍を、アッパー全体にはパール加工を施すことで、新幹線の重厚感や輝きをそれぞれ表現した。インソールには車両の図面をプリントするなど、スニーカーを新幹線の車体そのものに見立てた一足となっている。
今回のスペシャルモデルは実に画期的なものだが、そのデザインには無理がなく、洗練されている。それはきっと新幹線もオニツカタイガーのスニーカーも、人々を目的地まで快適に連れていくという共通した使命をもち、機能から生まれた無駄のない美しさを備えたものだからであろう。この“履ける新幹線”があれば、旅での時間をよりいっそう特別に、そしてアクティブに楽しむことができそうだ。
兵庫県の神戸をはじめ、難波、都内の直営店、オニツカタイガー公式オンラインストアにて7月1日より発売。数量限定モデルということもあり、争奪戦になることは間違いない。
『スタイルのある旅道具』
Pen 2023年8月号 ¥990(税込)
Amazonでの購入はこちら
楽天での購入はこちら