気送管郵便局をリノベしたホテルは、レトロフューチャーな内装が話題!

  • 文:河内秀子

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BERLIN ベルリン/ドイツ

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エントランスではかつて活躍した機械がお出迎え。気送管をアップサイクルしたライトも洒落ている。 © FLORIAN GROEHN

ヨーロッパで19世紀末に実用化された、空気圧で電報などを輸送するシステム、エアシューター(気送管)。ベルリンでは1916年に気送管郵便局が完成、市内400㎞を縦横無尽に走る管を使って人々を繋いできたが、92年にその役目を終えた。

昨年末、その巨大な建築がリノベーションされ、ホテル「テレグラーフェンアムト」として生まれ変わった。パブリックスペースには太いパイプが交差し、気送管を稼働させる機械も残ったまま。武骨でインダストリアルな空間はファッション系イベントでしばしば使われ、連日賑わっている。生まれ変わってもなお人々を“繋ぐ”場所として機能していることに、多くの市民が感慨を覚えている。 

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広々とした客室は全部で97室。インテリアは当時流行していたアールデコで統一。窓からは隣接する公園と街並みが一望できる。 © FLORIAN GROEHN

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※この記事はPen 2023年7月号より再編集した記事です。