デイリーに使えるバッグから旅行用のスーツケースまで、幅広いラインアップの製品をつくり、世界中にファンを広げるサムソナイト。誕生から100年以上の歴史を誇るこの老舗バッグブランドが、特別なレーベルを展開していることをご存知だろうか。そのプレミアムブランドこそ、「サムソナイト・ブラックレーベル」。上質な日常や旅のスタイルにこだわりをもつ旅行者およびビジネスパーソンに向けた製品には、熟練した職人の技や、エレガントなデザインがふんだんに盛り込まれている。
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サムソナイト・ブラックレーベルを代表するコレクションの一つが、風格漂うレザー製のブリーフケースやトートバッグを展開する「ブルック」だ。その最たる特徴は、スクエアなシルエットと、柔らかな仕立てによる独創的なデザイン。素材には厳選されたしなやかなレザーを使い、異なる鞣し方を組み合わせた“コンビネーション鞣し”を国内で施してから、半日程度かけてドラム状の専用機械で揉みほぐす。こうすることで、表面にナチュラルなシボ柄が浮かび上がり、柔らかな風合いが生み出される。その質感をさらに魅力的に見せるのが、職人が一つひとつ手作業で染色することで生まれる、二つとない個性的で深みのある色合いだ。
2010年の発売から現在まで、ブルックコレクションがロングセラーを誇る理由は、上質な素材だけにとどまらない。時代のニーズや感性を汲み、少しずつ改良を重ねながら進化してきたデザインもまた、多くのビジネスパーソンに支持されてきたポイントだ。最小限の芯材を使用したループハンドルは、力のかかる部分に補強芯を入れることで耐久性も確保。革の裁断面にはあえて透明のコバ材を塗ることで、革のナチュラルな色を視覚に届け、よりリラックスした雰囲気を演出する。使用するシーンを想像してみると、スーツやジャケットはもちろん、スニーカーと合わせても上品なスタイルにまとまる一品と言えるだろう。
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一方、エレガントな雰囲気で旅心を誘うのが、サムソナイト・ブラックレーベルの「リッチモンド 2」コレクション。スーツケースを選ぶ際は、旅の目的に応じて、素材・サイズ・キャスターを吟味するのが鉄則となるが、そういった実用面をクリアした上で、プレミアムな世界観を醸造するのが同コレクションの特徴だ。タフなポリカーボネート素材のマットな質感の本体と、ハンドルなどにあしらわれたカウレザー、そしてマットゴールドのメタルパーツのコントラストが織りなす、唯一無二の存在感。コーナープロテクターが高級感のあるアクセントとなり、一目見たら忘れられないデザインだと断言できる。その印象は、そっくりそのまま使い手に重なるという点も書き添えておこう。
道具としての性能も申し分ない。読者の中には、夜間や住宅街で周りを気にしながらスーツケースを転がしたという経験をおもちの方もいることだろう。そうでなくても、スーツケースを通して路面から伝わる振動は、思いのほか旅人を疲れさせるもの。リッチモンド 2が採用するボールベアリング内蔵のサスペンションホイールは、音と振動を低減し、滑らかな走行をサポートしてくれる。また内装にはファスナー付きディバイダーと、両面に荷崩れ防止のクロスストラップが付属するほか、パッキングポーチ(※1)、ハンガー付きガーメント(※2)、シューズポーチやラゲッジカバーなど、パッキングを手助けするアクセサリが付属する。「荷造り上手は旅上手」と言われるが、ここでもリッチモンド 2のポテンシャルを実感することができるだろう。
海外などでは、「ホテルのドアマンは、客の顔より腕時計とスーツケースを見て、その人間を判断する」という話もよく耳にする。それだけ、持ち物には使い手のこだわりが表れるということだ。日常にせよ旅にせよ、持つことで豊さを感じることができるサムソナイト・ブラックレーベルの製品は、自分自身を高みに運んでくれる最良のパートナーとなるに違いない。
※1:スピナー55のみ ※2:スピナー68、75のみ
問い合わせ先/サムソナイト・ジャパン
TEL:0800-12-36910
www.samsonite.co.jp