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雄大な自然に育まれたタリスカーを、森の中で愉しむ桐島ローランドの贅沢な休日

  • 写真:廣瀬順二
  • ヘアメイク:小森栄祐(stand)

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星のや富士のフォレストキッチンで、「タリスカー 10年」をハイボールで愉しむ桐島ローランド。

スコットランド北西部のスカイ島で生まれたシングルモルトウイスキー「タリスカー 10年」の魅力を、大人のわがままを詰め込んだアウトドアシーンで味わうスペシャルシリーズの第二弾。今回は写真家の桐島ローランドが、日本におけるグランピングのパイオニアとも言える星のや富士を訪れ、森の中で過ごす贅沢な時間を満喫した。

「ミストアイランド(霧の島)」と呼ばれる、厳しい海洋性気候の島で生まれたタリスカー。厳しくも美しい自然と海に育まれたその個性と向き合うのなら、やはり自然の中に身を置くことが、なによりの作法と言えるだろう。木々に囲まれた星のや富士のフォレストキッチンでは、総料理長の須川正大が、桐島のために「タリスカー 10年」の個性を引き立てる特別メニューを披露。贅を尽くした大人のグランピングには、直火で焼き上げた肉料理と、上質なハイボールが欠かせない。

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風を切った後に待つ、至福の一杯。

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河口湖畔でサイクリングを楽しむ桐島。愛用するオフロード仕様のE-バイクは、自分にあったサイズをアメリカから取り寄せたもの。河口湖の周りには、一周26kmの河口湖周遊サイクリングロードがある。写真右奥に見える稜線が富士山。

いつまでも冒険心を忘れない桐島ローランドは、54歳になったいまも、自然の中で遊ぶ時間をなによりも大切にしている。2週間で約1万2000kmの悪路を走るパリーダカール・ラリーを走破した経験をもつ彼は、50代を迎えた4年前にも、バイクでオランダからフランス、イギリス、スコットランド、北アイルランドを巡る総走行距離6,000kmのツーリングトリップを敢行している。その旅のハイライトとなったのが、父親の生まれ故郷でもあるスコットランドだ。エディンバラ、アバディーン、インヴァネスなどの各都市を巡った彼は、タリスカー蒸留所を目指してスカイ島にも上陸した。今回のグランピングトリップでは、富士山麓の山々や湖畔を臨む景色と、タリスカーを味わうたびに思いだすスコットランドの情景とを重ね合わせながら、雄大な自然との触れ合いを愉しんだ。

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星のや富士の客室のバルコニーで、タリスカーハイボールを愉しむ桐島。ここからの眺望が、スコットランドの景色を想起させるという。

最近はマウンテンバイクタイプのE-バイクで、長男とともにトレイルライドを楽しんでいるという桐島。この日も星のや富士にチェックインする前に、河口湖畔のサイクリングロードへと愛車を乗り出した。すっかり春めいた心地よい昼下がりに風を切り、自然の中で流す汗は格別だ。ペダルを踏み込むたびに、忙しく過ごす日々のストレスが解きほぐれていくようだ。

「今日は雨の予報だったのに晴れ間にも恵まれて、しかもこんなに暖かいなんて。ちょっと奇跡的ですよね。あいにく富士山は雲に隠れていますが、それ以外は本当にパーフェクト!」と、グランピングを前に早くも興奮気味の桐島。

星のや富士に到着したら、部屋でシャワーを浴びてから、バルコニーで早速「タリスカー 10年」のハイボールを一杯。潮風を思わせる風味と煙るようなピート、そして黒胡椒が余韻が残る独特のフレーバーが、冷たい炭酸水のキレとともに爽快な飲み口を演出する。

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焚き火を囲む、森の中の晩餐。

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森の中で食事と調理体験が楽しめるフォレストキッチンにて、焚き火で肉を焼く星のや富士総料理長の須川正大と、ゲストの桐島。

バルコニーでリラックスした後は、グランピングの醍醐味とも言えるディナータイム。星のや富士の総料理長である須川正大が、「タリスカー 10年」の個性を引き立てる特別メニューで桐島をもてなした。

「キャンプは好きなので普段からよく行きますが、全部自分でやらなければ気がすまないというタイプではないので、いちばんの理想は、なにもやらなくていいグランピングですよね(笑)」

焚き火の煙と肉の焼ける香ばしい匂いが、ハイボールの炭酸とともに食欲を直に刺激する。

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須川シェフが「タリスカー 10年」の個性を引き立てるために特別に考案したメニュー。上品な見た目の料理ながら、アウトドアらしい野趣あふれる味わいが楽しめた。

須川シェフが桐島のために考案したメニューは、一見するとソーセージやシシケバブを思わせる、シンプルな筒状の肉料理。

「サラミやチーズ、パン粉、松の実などの具材を牛肉で巻き込み、焚き火の上でじっくりと焼き上げました。横に添えたソースは、あらかじめ『タリスカー 10年』に漬け込んでおいたセミドライ巨峰を、焚き火でコトコトと煮て仕上げたものです。生黒胡椒のスパイシーなアクセントとともに召し上がっていただきます」と、須川シェフは説明する。

幾重にも折り重なる繊細なフレーバーは、直火の薪火調理によってスモーキーな香りを纏い、アウトドアらしい野趣あふれる表情を見せる。

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スパイシーハイボールは、通常のタリスカー ハイボールの上に、粗挽きの黒胡椒をオントップするだけで完成。

須川シェフの肉料理に合わせるのは、タリスカーのもつ個性を引き立てるスパイシーハイボール。潮風と黒胡椒の香りや、焚き火のようなスモーキーさなど、香ばしく焼いた肉とタリスカーに共通するフレーバーが、互いの魅力を高め合う。その相乗効果は、シンプルに赤身肉を焚き火で焼き上げるだけでも十分に楽しめるが、須川シェフは今回、タリスカーの奥深い風味のひとつひとつを注意深くピックアップして、果実味、ナッツ、熟成感といった要素も独自の手法で一皿の上に組み込んでいくことで、より複雑で完成度の高いペアリングを表現した。

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個性を引き立てる、最高のペアリング。

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潮風の香りと黒胡椒のようなスパイシーな味わいに、焚き火から漂う煙のようなスモーキーさ。そんなスパイシーハイボールで追いかければ、脂の乗った肉料理も最後まで食べ飽きない。
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「タリスカーは大好きなシングルモルトですが、こうやってスパイシーハイボールで飲むのは初めてです。本来もっている個性が引き立てられて、しかも飲みやすい。一度飲むとハマりそうな味わいですね」とコメントする桐島。

「肉料理とスパイシーハイボールとの相性は抜群ですね。ひと口食べたらひと口飲みたくなるし、ひと口飲んだらまたひと口食べたくなる。最高のペアリングです」 と桐島。

静かな森の中で肉料理とタリスカーのペアリングを堪能しながら、ただただ無為に夜の訪れを待つこの至福の時間は、グランピングの醍醐味のひとつ。ただそこにいるだけで、身も心も満たされていくようだ。頭の中で、過去の冒険や、バイクで走ったスコットランドの風景に思いを巡らしつつ、またゆっくりとグラスを傾ける。そんな過ごしかたの休日も、たまには必要だ。

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スカイ島の自然をそのままボトルに詰めたかのような「タリスカー 10年」。その魅力を全身で味わうなら、自然の中で過ごすアウトドアシーンがオススメだ。アルコール度数45.8% 700ml。

 

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桐島ローランド(きりしま・ローランド)●1968年生まれ。フォトグラファーとしてだけでなく、デジタル写真の新たな領域と可能性を追求すべく、自らが取締役を務めるCyberHuman Priductionsにて、XRやAIなどをを駆使した3DCG技術の進化を啓蒙する活動にも積極的に取り組んでいる。写真は2018年にタリスカー蒸留所を訪れた際に撮影したもの。

星のや富士
〒401-0305 山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
TEL:050-3134-8091 (星のや総合予約:9:30~18:00)
https://hoshinoya.com/fuji/

※「タリスカー 10年」は「星のや富士」でも期間限定で販売中。

 

タリスカー
https://talisker-online.jp

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https://www.mhdkk.com/enquiry

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