環境に優しいリサイクル素材やオーガニック素材を用いたエンポリオ アルマーニのサステイナブルコレクション。2023春夏は、「探検」がテーマだ。 前シーズンは、北極圏の氷の大自然に目を向けたコレクションだったが、今季はアフリカ大陸の砂漠地帯からインスパイアされたデザインが登場。民族衣装や、灼熱の砂と空のダイナミックな自然を彷彿とさせるビビッドなカラー、鮮やかでトライバルなプリント使いが、その土地の環境に目を向けた探検によって表現されている。メンズでは24アイテムが登場する。

本コレクションは、素材の生産からパッケージングの仕上げに至るまでの製造過程において持続可能なアプローチを採用し、サステイナブル素材を使用。環境問題や社会問題に対して積極的な取り組みを行っているデザイナー、ジョルジオ・アルマーニが、ファッションブランドの社会的責任を担う重要な取り組みである。

2023春夏コレクションのカラーパレットは、グリーン、エレクトリックブルー、レッド、オレンジのビビットなカラー。エンポリオ アルマーニのアイコンであるイーグルが、リズミカルなトライバルパターンでパワフルなカを放つ。また、他のパターンには、砂漠に咲く花や民族柄からインスピレーションを受けたフラワープリントなどもある。このフラワープリントには、陰影のグラデーションで花の周りや線をぼかし、バティックプリントのように手書きで描いた絵画のような印象に仕上げている点も特徴だ。

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シルエットはリラックス感のあるオーバーサイズで、ゆったりとした着心地となっている。
コットンとリップストップをミックスした素材のフード付きブルゾンやドローストリングパンツ、デジタルプリントを施したリバーシブル仕様のコットンツイルのフード付きアウター、コットンのフーディーやスエットパンツ、ポリエステルを使用したトライバルプリントのバックパックやレザーを使用したスニーカーなどの小物まで、幅広くアイテムが揃う。コットンはオーガニックコットン、リップストックやポリエステル、スニーカーの一部レザーはリサイクル素材を使用。また、サングラス、ウォッチといったアクセサリーにもウエアで表現されたカラーやプリントが反映されている。

ジュニアライン（ガールズ＆ボーイズ4歳～16歳）でもフーディー、シャツ、パンツ、ワンピース、スカートなどから構成される全12アイテムのサステナブルコレクションが登場。大人と同じコンセプトの元、自然への影響を最小限に抑えた素材、仕上げの工程にこだわり、オーガニックカラーとグリーン、エレクトリックブルー、レッド、オレンジの鮮やかな色彩やオールオーバーのトライバルプリントが美しいコレクションに仕上がった。
大人服と同生地や同プリントのデザインになっているで、親子でリンクコーディネートを楽しんでみては。