SUV人気の先駆けとなった日産エクストレイルと三宅島が取り組む、新たな観光資源磨き上げのプロジェクト「MOON-TRAIL TOURISM」。その第1弾ツアーが2023年3月4日から5日にかけて実施され、約4000名の応募の中から選ばれた1組2名が参加した。

月面を思わせる大地を、圧倒的な走行性能で走破

ツアーはまず、日産エクストレイルの走行体験からスタート。月面を思わせる三宅島特有の玄武岩質の溶岩大地を、日産がJAXAと共同研究している月面ローバにもその応用技術が採用されている、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載した日産エクストレイルで悠々と走り抜けた。参加者からは、そのダイナミックな走破性と快適な乗り心地に、「アクセルを踏んだ時の加速の良さに感動した」「デコボコした道なのに、とても安定していてe-4ORCEの技術を感じた」と感嘆の声が上がった。

続いて、火山島ゆえの天災によってできた独特の地形など、三宅島の歴史をネイチャーガイドから聞きながら、雄大な自然を満喫する島内周遊ドライブへ。新鼻新山から大路池、火山体験遊歩道など、魅力的な観光スポットを巡った参加者は、三宅島特有の大自然を見るだけでなく、自然と一体となった住民のリアルな生活の様子までも感じ取り、これまでの観光とは違った角度から三宅島への理解を深めていった。

月をテーマにしたスペシャルディナーに舌鼓

三宅島の自然に臨みながらのディナーは、フレンチレストラン「モノリス」と、ミシュラン東京2023でビブグルマンに掲載された「モノビス」のエグゼクティブ・シェフを務める石井剛が振る舞う。月をテーマにした繊細かつ美しい料理の数々は、地元の新鮮な魚介や野菜でつくられ、いずれも独創的だ。

参加者は日産エクストレイルの給電機能を活用した暖房器具で快適にディナーを楽しんだ。暖房器具に限らず、ケトルでお湯を沸かしたり、ドライヤーを使ったりなど、コンセントを差すだけで様々な用途で使えるこの給電機能は、アウトドアライフを一層充実させるアイテムになるだろう。参加者は、優雅に、そして快適にスペシャルディナーを堪能しながら、一品一品「これは何だろう？」と会話を弾ませ、宇宙への夢とロマンに思いを馳せていた。

三宅島自慢の贅沢な星空を観測

街明かりが少なく美しい星空が広がる三宅島の自然の中に、日産エクストレイルの給電機能を使って暖房設備を整えたドーム基地「CAMP ON THE“MOON”」を設置。当日はあいにく雲がかかっていたものの、参加者は雲間から顔を出した月を観測することができた。クレーターまでくっきりと確認できる天体望遠鏡の高性能さに感心しながら、三宅島という非日常の空間を楽しんでいた。

「月面を思わせる地質や地形を“新たな三宅島の魅力”として発信しよう」

そんな思いから企画された今回のツアーは、あらゆるオフロードも快適に移動できる日産エクストレイルの走行性能や、給電機能などの充実の装備を活かすことで、三宅島の大自然を余すところなく、かつ上質に堪能できる内容となった。