スタイリングからブランドディレクション、写真や文章作品まで、幅広く活躍の場を広げる梶雄太の次なる表現のフィールドは「映画」。
物心ついた頃から映画に魅了され、現在では「アクアスキュータム（AQUASCUTUM）」の連載短編ムービーを監督するなど、日に日に映画愛は強くなるばかり。
そんな長年の映画愛をもってして、いまの気分でコーディネートされた3作品＋1短編ムービーを上映する一夜限りのオールナイト映画まつり『カジユ・デュ・シネマ／Kajiyu du cinéma』を開催する。

深夜から明け方にかけて、作品世界とオーバーラップするようにラインアップされた3作品＋1短編ムービーをオールナイトで体感できる特別な機会となる。

会場となる(tefu) lounge 2階では、梶ディレクションによるイベントのオリジナルTシャツ販売の他、梶と親交が深い「OLD FOLK HOUSE」デザイナー山浦大河・小澤和生・ファッションエディター三宅ともえの3人が持ち寄った私物をフリマのように展開する出張古着屋やクラフトビールやコーヒーの販売、そして、梶自ら対面でおこなう映画占いなど、同時開催のイベントも予定している。
古着や映画占いだけの参加も可能だ。

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上映作品（※上映順）

特別上映『We are always with you』
Dir：梶雄太／2022年制作・配信／9分
Presented by AQUASCUTUM
トレンチコートの起源とも言われる〈アクアスキュータム〉オウンドメディア「&AQ」にて公開された梶監督・脚本の短編ムービー 。

『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』
Dir：アキ・カウリスマキ／1989年製作・1990年公開／78分
配給：ユーロスペース
うだつの上がらないシベリアのバンド「レニングラード・カウボーイズ」。極寒のツンドラ地帯からアメリカ、メキシコへと音楽の旅路をシュールなコメディタッチで描いたロードムービー。

 
『ジェラシー』
Dir：フィリップ・ガレル／2013年製作・2014年公開／77分
©︎2013 Guy Ferrandis/ SBS Productions
配給：ビターズ・エンド
フィリップ・ガレル監督の息子ルイ・ガレルを主演に、モノクロの繊細なタッチで描かれるラブストーリー。

 
『聖杯たちの騎士』
Dir：テレンス・マリック／2015年製作・2016年公開／118分
©︎2014 Dogwood Pictures, LLC
配給：東京テアトル
ハリウッド、ラスベガスと開放的なアメリカ西海岸を舞台に、クリスチャン・ベイル演じる迷える脚本家と6人の美しい女性との出会いと別れを描いたヒューマンドラマ。