もはや仮装大賞…“ミス・ユニバース”で披露された驚愕コスチュームの数々 米「NASAと月をイメージ」 日本「折り紙」

  • 文:山川真智子
Share:

1月14日に、第71回ミス・ユニバ―ス世界大会が米ルイジアナ州ニューオーリンズで開催され、アメリカ代表が女王の栄冠を手にした。この大会で水着やドレス姿とともに話題になるのが、自国をイメージした衣装を披露するナショナル・コスチューム・ショーだ。お祭りモードとは言え、ミス達が纏うファッションの奇抜さは年々エスカレート。民族衣装をはるかに超えた姿に、違和感をもった人も少なくなかったようだ。

---fadeinPager---

決勝よりも楽しみ? 各国ミス達のユニーク衣装にメディアも注目

ナショナル・コスチューム・ショーは、決勝に先駆け1月11日に行われた。ピープル誌は、愛国心を示し母国に敬意を表する出場者たちの衣装は必見と説明。デジタルメディア、バズフィードのアメリカ版の記者も、有意義で控えめなものから大胆なものまでいろいろだが、個人的には大会の最大の見どころだとしている。

大会を組織するミス・ユニバース機構は、可能性の限界を押し広げる勇気、発見に対する好奇心、そして再チャレンジする大胆さを持った女性によって築かれる未来を提唱することが大会の目的としている。今年も勇気、好奇心、大胆さをアピールした衣装に身を包んだ各国代表が、華やかにステージを盛り上げた。

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

大胆コンセプトから意味不明まで…ネットの反応は?

もっとも、奇をてらい過ぎた衣装もあり、「これってナショナル・コスチューム?」という感想もソーシャルメディアでは多く見られた。

地元のカーニバルを表現したミス・トリニダードトバゴの黄金の衣装には、ソーシャルメディア上で賛辞も出たが、同時に「重そう」「(スターウォーズの)チューバッカかと思った」などのコメントもあった。

このまま紅白歌合戦にも出られそうな、ミス・トリニダードトバゴの巨大人形衣装

暗号資産ビットコインを世界で初めて法定通貨に採用したエルサルバドル代表は、過去と未来の通貨システムを表現したコスチュームで登場した。大胆な選択を歓迎する声もあったが、「かわいそう」「恥ずかしい」「安っぽい」「早めのハロウィーン」などの冷たいコメントもあった。

エルサルバドル代表のビットコイン・コスチューム。実は法定通貨とは言え、普及は進んでいないと言われる

独立から50周年を記念し花火をイメージした衣装で登場したのは、バハマ代表。しかしコスチュームが花火だと分からず、「これ何?」というコメントが目立った。さらに高すぎるハイヒールに「歩きづらそう」の声や、花火が邪魔で「手が動かせていない」など、機能性を疑問視する声も出ていた。

もう一つ伝わらず残念だった、ミス・バハマのパフォーマンス

---fadeinPager---

ツッコミどころ満載… アメリカ代表の壮大過ぎたコスチュームが話題に

今年の優勝者、アメリカ代表のNASAの宇宙センターと月をイメージしたコスチュームにも驚愕の声が集まった。

・デザインしたの、誰?

・ほぼジョーク

・着心地悪そう

・戦隊ヒーローもの?

・STEM教育って、そういうことじゃなくて…

ガッツポーズはしているものの、動きがガチガチなミス・アメリカ

ちなみに日本代表は、折り紙をイメージしたコスチュームで登場。頭に折り鶴は奇抜だが、他のミス達に比べれば、おとなしめだったようだ。

かなり攻めていたものの、地味に映った日本代表

関連記事

---fadeinPager---

【動画・画像】もはや仮装大賞?“ミス・ユニバース”で披露された驚愕コスチュームの数々 米「NASAと月をイメージ」日本「折り紙」…

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

このまま紅白歌合戦にも出られそうな、ミス・トリニダードトバゴの巨大人形衣装

---fadeinPager---

エルサルバドル代表のビットコイン・コスチューム。実は法定通貨とは言え、普及は進んでいないと言われる

---fadeinPager---

もう一つ伝わらず残念だった、ミス・バハマのパフォーマンス

---fadeinPager---

ガッツポーズはしているものの、動きがガチガチなミス・アメリカ

---fadeinPager---

かなり攻めていたものの、地味に映った日本代表

---fadeinPager---

「あまりに美しい…」史上最高齢、91歳の現役スーパーモデルが雑誌でヌードを披露

文:さかいもゆる

アメリカのファッションモデル、カルメン・デロリフィテェは、91歳の現在も現役で活躍する史上最高齢のスーパーモデル。そんなカルメンが、米『New You』誌最新号でヌードを披露している。

カルメンは69歳のファッションアイコン、ビバリー・ジョンソンとともに同誌最新号のカバーにも登場。ビバリーは1974年に米『VOGUE』誌のカバーガールに起用された史上初の黒人モデルで、カルメンは15歳の時に史上最年少でモデルデビュー。ファッション史に記録を打ち立てたレジェンドふたりの豪華競演となった。

---fadeinPager---

「私たちは日々成長している」

気品あるエレガンスを讃えて微笑むふたりの姿は、年齢を超越して美しい。カルメン自身も美に年齢は関係ないと語る。「私たちは日々成長しています。そして人生最後の日まで、成長をやめないのです」。そしてまた彼女は、年を重ねることについてはこうコメントしている。「昨日から何かを学ぶこと。そして時計のように常に変化し続けること。時は過ぎて行くけれどその時間の手の動きは見ることができない。それは人間の日々の生活の中で起きていて、あなたが変化をどう受け入れるかということでもあります」。

カバーストーリーでカルメンは、裸で白いシーツに包まって、ベッドに横たわるヌードを撮影。色っぽい眼差しと美しい肢体は、まるで絵画のよう。セックスアピールに年齢という固定観念は関係ないのだということがよくわかる。カルメンはその魅力を武器にして、H&Mやセフォラなどのキャンペーン広告のほか、モスキーノなどの一流ブランドのランウェイに今でも引っ張りだこの存在なのだ。

---fadeinPager---

自分自身を愛して慈しむ

競演したビバリーはカルメンのことを「私のアイドル」と崇拝しているという。「彼女はモデルたちの目標です。彼女は私のメンターであり、とても尊敬しています。彼女の写っている写真はすべて知っているわ。彼女はファッション業界のモデルの中で、最も偉大で最も輝かしいボディの持ち主です」。

そんなカルメンが美しくあり続ける秘密は、セルフラブにある。「男性も女性も、自分自身を愛して慈しむべきなのです。美しさを維持する秘密は、赤ちゃんにしてあげるように、自分自身に栄養を与えて世話をみること」。それにはきっと、外見だけでなく、内面のケアも重要。内側から輝くようなカルメンを見ていると、いくつになっても自分自身に興味を持ち手をかけることで、人は進化し続けることができるのだとわかるのだ。

関連記事

---fadeinPager---

【動画・写真】史上最高齢、91歳の現役スーパーモデルによる新たな“挑戦”

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---

---fadeinPager---