『ブレット・トレイン』公開! 58歳ブラッド・ピットの華麗な肉体をつくるワークアウト・レシピ

  • 文:さかいもゆる

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(c)Starmax/ZUMAPRESS/amanaimages

9月1日から日本公開となった主演映画『ブレット・トレイン』の宣伝のため、先日来日していたブラッド・ピット。若い頃の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のような妖艶な美しさもよかったけれど、私は50代になってからのブラピの方が断然セクシーだと思っている。2019年の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で魅せた、あの全く衰えない、素晴らしい肉体の衝撃! 変に若作りの美容整形などせずシワがかっこよく見えるのも、鍛え抜いたボディがあるからこそ。そんなわけで、ブラピがあのスタイルをキープするために、どんなワークアウトをしているのか調べてみた。

身長180cm、体重78キロと、元々恵まれたボディの持ち主。出世作である『テルマ&ルイーズ』でも上半身ヌードを披露していたけれど、そこから『ファイト・クラブ』、『トロイ』、ボクサーを演じた『スナッチ』で、役作りのためのハードな肉体改造ワークアウトを経て作られたのが、今の体型である。

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『ファイト・クラブ』予告編

まず『ファイト・クラブ』では、胸、腕、脚のパーツを鍛えるため、月曜から木曜は各パーツをそれぞれ1日ずつ鍛えることにフォーカス。金曜と土曜には有酸素運動をし、日曜は休息、というルーティンをリピート。例えば月曜の胸筋を鍛える日には、6種類のワークアウトを組み合わせていた。なかでも有酸素運動に力を入れ、トレッドミルとウェイトリフティングを多めにしたメニューを実践。その中身はトレッドミルを1時間、ウェイトリフティングを1〜2時間、といった具合。

ブラピ曰く、「素晴らしく、そして贅肉のない肉体を作る鍵は有酸素運動」。その成果あって、この映画の撮影時には彼の体脂肪率は約6%になっていたというが、ここまでストイックなワークアウトを真似するのは、一般人にはほぼ不可能。そもそも日常生活の中でそこまでワークアウトに割く時間があるのは、それが職業のためであるハリウッドスターくらいのものだろう。

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『スナッチ』予告編

また、『スナッチ』ではボクサーを演じるために、肩と二の腕にそれぞれ2.3〜4.6キロの筋肉をつけるトレーニングを実施。毎日2時間ほどのワークアウトをしたが、米『Men’s Journal』誌によれば、その内容は縄跳びから始まり、約64キロの重さのサンドバッグをパンチしつづけるスピードバッグやシャドウボクシングなど、通常のボクサーのトレーニングと変わらないものだったという。コーチ相手に3分間ボクシングをしては1分休む、というのを5ラウンド。これはなかなかにタフそうだ。

2004年の『トロイ』では、ハリウッドのトップ・パーソナル・トレーナー、グレゴリー・ジュジョン=ロシェの下、ヨガや格闘技なども取り入れたプログラムとストイックな食事制限でボディメイキング。8キロのもの筋肉を増やした。

つまり、ブラピの肉体は一朝一夕で作れるものではなく、長い年月をかけて築いた“筋肉貯金”によって保たれている、というわけ。やはりアラフィフからは何事も、今までの人生の積み重ねがモノをいう、ということか。だとしたら、今から10年後に成果を出すために、今始めたいことは何だろう。

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【写真・動画】『ブレット・トレイン』公開! 58歳ブラッド・ピットの華麗な肉体をつくるワークアウト・レシピ

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(c)Starmax/ZUMAPRESS/amanaimages

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