W杯でデンマーク代表がユニフォームに込めた、知られざるメッセージ

  • 文:冨田千恵子

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COPENHAGEN コペンハーゲン/デンマーク

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キャプテンのシモン・ケアー。UEFAネーションズリーグの対クロアチア戦にて。黒はスタジアム建設時の犠牲者とその家族への哀悼の意を示している。photo: Ⓒ liselotte sabroe, Ritzau Scanpix

開催中のワールドカップで、デンマーク代表チームが纏う新ユニフォームが注目されている。ロゴやエンブレムがシャツと同色で目立たない、珍しいデザインとなっているのだ。スポーツウエアメーカーのヒュンメルがデンマーク球技連盟と協働して生まれたものだが、これには意味がある。

5000人を超える移民労働者が死亡としたと一部で報じられた、カタールのスタジアム建設時の人権問題への抗議を表明したものだという。ロゴを控えめにすることで、「今大会への全面的な賛同を示さない」という態度を表している。そうしたメッセージ性に加え、ファンでなくても着てみたくなるデザインで、評判は上々だ。

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左から白のアウェイ、赤のホーム、黒のサードシャツの3種類。www.hummel.dk photo: Ⓒ Hummel®

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※この記事はPen 2023年1月号より再編集した記事です。