穏やかな代官山の空気に包まれた、植原亮輔と渡邉良重の「KIGI」10周年展覧会

  • 写真・文:一史

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静けさが残る小さな街、東京・代官山。
街のムードをつくり出すシンボルは、1960年代から続く「ヒルサイドテラス」。
白い複数連の低層建築の建物が、道路を挟み近隣エリアに点在するユニークな施設です。
もうひとつのシンボルだった同潤会アパートが姿を消しても、2000年に駅直結の高層建築「代官山アドレス」ができても、11年に「T-SITE(蔦屋書店)」ができても、ヒルサイドテラスの存在感は変わらず。
海外の人気飲食店が上陸してテナントが入れ替わったり、エッジーなファッションブランドが展示会場に使ったり、どんな時代にもフィットしてきました。
2~3階の建物なのが住宅っぽくてイイんでしょうね。
がっついたビジネスを感じさせず、優雅な生活の香りがいつも漂ってる。

このヒルサイドテラス内F棟の「代官山ヒルサイドフォーラム」にて、11月10日(日)〜27日(日)までデザイン&アートを手掛ける「KIGI」の展覧会が開かれてます。
クリエイティブユニットを名乗る植原亮輔さんと渡邉良重さんの企業ブランディング、パッケージやグラフィックデザイン、個人のアート活動などを総括する大型展覧会です。
少女性、北欧的グラフィック、微妙なゆらぎが匕ルサイドテラスとしっくり馴染んでます。
開催地が役割を持つ展覧会です。

このボリュームと見ごたえで入場料¥500(税込)はリーズナブル。
近頃はエルメス、ルイ・ヴィトン、グッチといったヨーロッパのラグジュアリーブランドが驚くほど豪華な展覧会をつくり上げ、入場無料なんて試みが増えてます。
仕事のアーカイブ展は宣伝でもあるから無料で見せてほしい、との意見もあるかと思いますが、ワンコインなのが気が効いてます。
代官山の散歩がてらにでも立ち寄りたくなりますから。

展覧会の詳細は公式サイトにて。
オープニングレセプションに行って撮ってきた写真を、以下よりスクロールでご覧ください〜。

All photos&text©KAZUSHI

KAZUSHI instagram
www.instagram.com/kazushikazu/?hl=ja

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高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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