佐久間宣行が試す、"最上"と出合うマットレス選び

  • 写真:後藤 武浩 文:高野 智宏
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睡眠にはかなりのこだわりがあるというテレビプロデューサーの佐久間宣行が、高級ブランド「サータ」でマットレス選びを体験した。

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佐久間宣行 1975年、福島県生まれ。テレビ東京に入社後、「ゴッドタン」「あちこちオードリー」などの人気番組を手がける。局員時代からオールナイトニッポンのパーソナリティを務め、2021年の退社後はYouTube番組「佐久間宣行のNOBROCK TV」を開始し、活動の幅を広げている。著書に『佐久間宣行のずるい仕事術』(ダイヤモンド社)等がある。

良質な睡眠が生活を向上させることは論を俟たない。多くの人気番組を手がけるプロデューサーの佐久間宣行さんも、睡眠の重要性を強く実感するひとりだ。「日中の眠気に悩んでいた数年前、病院で睡眠時無呼吸症候群と診断されました。以降、呼吸を促す機器を着け寝ていますが、睡眠の質が格段に向上したのです」

佐久間さんが次に求めたのが、睡眠環境の改善。なかでもいちばん気になっていたのがベッドマットレスだった。「いまのベッドは15 年も使っているため劣化しています。よりよい睡眠のため、新しいマットレスの購入を検討していました」

そんな佐久間さんが訪れたのは、The Okura Tokyoなどラグジュアリーホテル業界に支持され、70年以上の歴史を誇るドリームベッドの東京ショールーム。注目したのは、オートクチュール発想で理想の寝心地に仕立てるベッドマットレスブランド「サータ」だ。

寝心地のこだわりを叶える21種類のマットレス

オートクチュール発想とは、弾力の異なるコイルの配置と多様な詰め物の組み合わせで、自分に合った寝心地を選べるというもの。やわらかさとフィット感、ボリューム感による3次元のマトリックスに分布され、寝心地の組み合わせは21種類にも及ぶ。カラーやサイズを加えると200パターンを超えるというから納得だ。

「高校時代の運動で腰を痛めてから、数年に一度ギックリ腰を発症しています。やわらかいマットレスは身体が沈み込んで腰に悪そうなので、硬いタイプがいいと思いますが、そんな大雑把な感覚で21種類から選べるか......」これに応えるのが、ショールームの𠮷本孝規さん。

「佐久間さんのイメージしている硬めの程度をうかがったのち、試し寝をしながら本当に身体に合ったフィット感やボリューム感を絞り込んでいけば大丈夫です」。寝心地でマットレスを探したことがない、という佐久間さん。オートクチュールのマットレス選びが、幕を開ける。

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ドリームベッド 東京ショールームでさまざまなモデルを試す佐久間さん。「マットレスを選ぶこと自体がなかったので新鮮な体験です!」と、興味津々の様子だ。●東京都渋谷区渋谷2-12-19 東建インターナショナルビル1F  TEL:03-6419-8228 営業時間:11時~19時 定休日:火、水(祝祭日は営業)www.dreambed.co.jp

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ドリームベッドの「サータ」が最高の眠りをつくる5つの理由

オートクチュール発想を提案するサータのマットレス選び。スイートルーム品質"として選ばれ続ける、サータのマットレスが宿す卓越なる5つの仕掛けを紹介する。

1.絶妙な反発力を生む、4種のポケットコイル

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左:コイルは硬いだけではもろいので、粘り気を出すためにマンガンも含有させている。 右:いくつかの機械には特許技術が備わっている。 photo: courtesy of dream bed

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左: ヘタリに関する基準はJIS規格以上に厳しい。マットレスの耐久性のチェックでは、100㎏の荷重を8万回打ち付ける。 右:形状と巻数により反発力が異なる4種のポケットコイルを用意。 photo: courtesy of dream bed

「サータの特徴は?」と聞く佐久間さんに、ショールームの𠮷本さんが真っ先に答えたのが、コイルに関すること。サータは、マットレスの最高級カテゴリーであるポケットコイルを採用しているが、そのコイルの使い分けがすごいのだ。

「一般的なマットレスでは単一の太さのコイルしか使われませんが、サータでは1台のマットレスで2~3種類の太さのコイルを使っています」と言う。しかもコイルの高さは5.8、6.8、9インチの樽型コイル3種類に加え、7.7インチ円筒形コイルの全4種類を用意。各モデルで異なるゾーニングとコイル配列をブレンドしてさまざまな寝心地をつくっている。

2.多彩なゾーニングで寝心地を仕立てる

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まずは硬めのマットレスを次々に試す佐久間さん。「同じ硬めとはいっても、微妙に違うんですね」と、すぐにその差異に気が付いた。違いをつくる要因のひとつが、コイルの"ゾーニング"だ。𠮷本さんは、「わずかに太さの違う2~3種類のコイルを3ゾーンや5ゾーンのエリアに分け、ゾーン内のコイルを交互、もしくは並行に配列することで、21種類の寝心地をつくっているんです」と説明。

腰の部分と縁はしっかり支えるために太めのコイルを、それ以外は細めを、といった具合だ。並行配列はやわらかめ、交互配列はしっかりした寝心地になる。

3.素材のミルフィーユが極上のフィット感を生む

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写真の「サータトラディション」#21には、表14層、裏6層の詰め物が。

佐久間さんが寝心地の違いを感じたもうひとつの大きな要因は、コイルの上に配置される「詰め物」だ。

「中身は、高反発ウレタンや高弾性フォーム、新素材のブレスフォートなど異なる素材をミルフィーユのように何層にも重ね合わせたマルチレイヤード構造となっており、これが身体との上質なフィット感を生むんです」と𠮷本さん。多いものでは、表(コイル上)16 層、裏(コイル下)7層もの詰め物が入っている、「サータグランドプレミアム」#15というモデルもある。

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4.星印キルトがもたらす包み込むような抱擁感

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左:ジャンプキルトの手触りに「優しく沈み込みますね。とても気持ちいいです」と佐久間さん。 右:ジャンプキルトを含め、マットレス製造の仕上げも日本国内で職人の手作業によって、ていねいに行われる。 photo: courtesy of dream bed

「いろいろなベッドを試して、"体圧分散"の意味がよくわかりました」と言う佐久間さん。横になった時、身体の負担をほとんど感じないのだ。実はこれ、サータのマットレスの表面に採用されている、星型のキルティングパターン「ジャンプキルト」の効果でもある。

「圧力がかかるところだけがやわらかく沈み込むため、体圧分散性が約15%アップします。横たわれば、身体が優しく包み込まれるように感じるんです」と𠮷本さん。太さの違う2~3種類のコイルによる配列とゾーニングが施されたマットレス本体、マルチレイヤード構造のトップ、そして優しい抱擁感をもたらすジャンプキルトの組み合わせが、サータの比類なき寝心地のよさを実現している。

5.寝返りするだけで湿気を排出する、快適機能

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一般的なベッドよりも格段に多く配置されたヘルシーエアーレット。

ショールームではその威力がわからないものの、じわじわと効いてくるサータの強みが、ベッド側面に付いた3列の小さな穴だ。独自に開発したヘルシーエアーレット機能というもので、寝返りの上下運動を利用して、この穴から内部の湿気を排出してくれる。

大人がひと晩にかく汗の量は約コップ1杯分とも言われる。その汗がもたらす湿気はどうしてもマットレスにこもってしまい、カビやダニの発生原因になることも。そのまま放置すれば健康を害することもある。その点、国内製造であるサータのベッドは、日本の高温多湿な気候でも快適に長く使えるよう、細かな配慮がなされているのだ。

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クリエイティビティを加速させる、最上の寝心地

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硬めのモデルを中心にいくつか試した後、「これはいい!」と瞬時に佐久間さんの顔が変わったのが、マットレスの上に特許素材ブレスフォートを搭載した「ライトブリーズシリーズ」の「#13」モデル。コイルでしっかりと体重を支えつつ、表14層、裏9層の詰め物を施したトップをもつタイプだった。

「トップの厚みで肩の入りもいいし、体圧も分散されてとても楽。それでいて、硬めのコイルがしっかりと腰を支えてくれる。僕にとって理想的なマットレスですよ!」と大絶賛。実は、ベッドではスマホで映像を観たり、情報収集をするという佐久間さんは、横寝の時間が長く、硬すぎるマットレスは肩に負担がかかり痛かったのだ。

友人の作家らの勧めもあり、最近は深夜より朝に作業をすることが多くなったという。「徹夜は非効率。朝起きてから作業したほうが、クリエイティブな発想が生まれやすくなりました」。サータによる上質な睡眠が、佐久間さんのクリエイティビティに磨きをかけるに違いない。

問い合わせ先/ドリームベッド お客様相談窓口

TEL:0120-652-231

Serta オフィシャルサイト:www.serta-japan.jp

ドリームベッド 公式企業サイト:www.dreambed.co.jp