【アナろぐフィールドワーク・ポッドキャスト】レコードスタビライザー編① 世界初・南部鉄器のレコードスタビライザーは、 どのようにして開発されたか

  • 文&BGM:MOODMAN 
  • カバーアート:鈴木哲哉
  • ジングル:mantaschool
  • 編集:穂上愛
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DJ、クリエイティブディレクターのMOODMANが、日々のアナログ体験を綴ったPenオンラインの連載コラム、「アナろぐフィールドワーク」のポッドキャスト番組がスタート。

第一回目は、DJとして30年以上活躍してきた、MOODMANが愛用するアナろぐアイテム「南部鉄器のスタビライザー」を、全3回に渡って深掘り。

レコードスタビライザーとは、アナログレコードを聞く際に、レコード盤の中央部に重しとして乗せることで共振をおさえ、音を安定させるアイテム。 数あるレコードスタビライザーのなかでも、MOODMANがアナログレコードでDJをする際に欠かせないのが、岩手県水沢の工房「及富」の南部鉄器のレコードスタビライザーだ。
今回は企画から制作まで携わった、株式会社及富の大川寛樹さんに開発秘話などをインタビューする。

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大川寛樹/南部鉄器職人
1986年、岩手県奥州市水沢出身。グラフィックデザイナーとして活動しながら、下北沢のバー「MORE」、青山の居酒屋「なるきよ」、岩手県水沢市のバー「音酔処 BUGPIPE」のスタッフを経て、2017年「及富」に入社。

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世界初・南部鉄器を使ったレコードスタビライザー

MOODMAN 僕は(南部鉄器のスタビライザーを)試作段階から使わせていただいてて。今まで結構いろんなスタビライザーを使ってきたんですけど、非常にコンパクトで持ち運びやすいし、小さいスタビライザーは大体、安定感がよくないんですけど、レコードの上に置いたときにすごく安定感がよくて、かなり気に入って使わせていただいてます。

大川寛樹 ありがとうございます。

MOODMAN DOMMUNEとか、あとは現場でアナログ使うときは絶対使ってるっていう感じなんですけど、南部鉄器を使ったスタビライザーというのは、多分世界初だと思うんですけど。

大川 はい。世界初ですね。

MOODMAN ですよね。元々どういうスタビライザーを目指していましたか?

大川 そもそもスタビライザーを作ろうっていう話になったのは、自分がこの鋳物の仕事を始めて、それでその周りのDJとかに作れないのかって言われたのがきっかけですね。その時言われたのが、(7インチシングル用の)アダプターが最初だったんですよ。お店で売れるような商品をつくりたいというお話をいただいて。ただ、南部鉄器の作り方だと、旋盤加工をしなければいけなかったりして。

MOODMAN そうなんですね。

大川 (7インチシングルのアダプターを作る場合は)ほかの業者さんにお願いしなきゃいけないっていうのがあって。結構ハードルがそこで上がっちゃうところもあって。製造コストも上がるっていうので。

MOODMAN はい。

大川 ちょっと延び延びだったんですが、何人かからも言われていたので。それでもう、(スタビライザーから)作りはじめたいっていうことで。

<続きはポッドキャストで!>

アナろぐフィールドワーク

MOODMAN

DJ・クリエーティブディレクター

1970年、東京都生まれ。80年代末からDJとして活躍。90年代半ばより広告業にも従事する。記念すべき第一回目のDJをつとめたライブストリーミングスタジオDOMMUNEにて、レギュラー番組「おはようムードミューン」を不定期実験配信中。町工場の音楽レーベル「INDUSTRIAL JP」は6年目に突入し、ASMRに特化した新プロジェクトも始動。Penオリジナルドラマ「光石研の東京古着日和」では音楽監督を務める。レコード、ポストカード、ボードゲームなど、アナろぐものをひたすら集め、愛でている。


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1970年、東京都生まれ。80年代末からDJとして活躍。90年代半ばより広告業にも従事する。記念すべき第一回目のDJをつとめたライブストリーミングスタジオDOMMUNEにて、レギュラー番組「おはようムードミューン」を不定期実験配信中。町工場の音楽レーベル「INDUSTRIAL JP」は6年目に突入し、ASMRに特化した新プロジェクトも始動。Penオリジナルドラマ「光石研の東京古着日和」では音楽監督を務める。レコード、ポストカード、ボードゲームなど、アナろぐものをひたすら集め、愛でている。


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