難民支援と繊維ゴミ削減を両立する、衣服修繕センターが本格稼働を開始!

  • 文:ユイ・キヨミ(Studio Frog)
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AMSTERDAM アムステルダム/オランダ

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photograph by Kiyomi Yu(i Studio Frog)

職人が衣服を修繕することで、年間100万㎏の繊維ゴミを削減する目標を掲げた衣服修繕センター「URC(ユナイテッド・リペア・センター)」が、7月に活動を開始した。

アウトドアウエアの「パタゴニア」や、この街発祥の「スコッチ&ソーダ」など大手ブランドとも提携している。現在ここで働く10人弱のリペア職人は、テーラー技術をもった難民たち。秋には就業困難者を対象にした養成所もオープンさせ、5年で300人の職人を育成する予定だ。衣服修繕と雇用創出を同時に実現させるURCの取り組みは、アパレル業界に新しいビジネススキームを提案する。

https://unitedrepaircentre.com

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※この記事はPen 2022年10月号より再編集した記事です。