男性の美容医療も珍しくないいま。自分が使いたい、男性にも使ってほしいコスメとケアで、ともに健やかに年を重ねたい。正しく知って互いを幸せにする美容を提案します。
「女性同様、年代問わず、美容医療に興味を抱く男性も確実に増えています。ただ、医療に委ねるにせよ、そうでないにせよ、日々、自身でコンスタントにケアをして整えているほうが、ずっと健康的で自然体でいられる。肌も頭皮も、早めにケアを始めて長く続けるのが正解です」(松倉クリニック代官山 院長 貴子)
互いに、効果や実感を諦めないためにも、前提として知っておきたいのは男女の生理的な「違い」
「肌の大きな違いは、水分量。男性は女性に比べ、皮脂が多く、水分が少ない傾向にあります。化粧水や美容液はシェアできるけれど、オイルやクリームは油分過多になることも。特に皮脂量の多い人は注意が必要です」(貴子)
一緒に使うなら、共通の悩みに特化したスキンケアから始めてみては。
「目立つのは、男女ともに『毛穴』と『小顔』ニーズ。また、年齢とともに悩みが増える目元周りも、早めにケアを取り入れて」(貴子)
一方、髪には意外な盲点もあるという。
「男性は肌同様、頭皮も皮脂量が多いのが特徴ですが、髪自体は意外にも女性のほうが強い。女性の場合、栄養状態で悪化する場合もあるけれど、基本的にはエストロゲンの影響で髪は丈夫で寿命が長い。男性はテストステロンにより毛質が細く抜けやすい傾向があり、20~30代以降はより顕著に。男性は頭皮の洗浄と育毛ケアが、女性は栄養素の補充や髪そのものの保湿などのケアが必要です」(貴子)
肌質も髪質も、結局は個人の差。互いに相談したりアドバイスしたりしながら、共通のケアを見つけて楽しみたい。ともに生き生きと時を重ねて、ずっと健やかな「顔」でいるために、自分が使っていいと思うものを相手に、相手が使っているものを自分にも。賢く選んで、楽しく続ける。
そして、今日も気持ちよく、明日も機嫌よく!
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Pore Care
長いマスク生活で進んだ、毛穴の目立ちをケア
「男性の毛穴目立ちは、自らの皮脂が原因の場合が多いので、糖質や脂質の摂りすぎに注意を。女性はメイク汚れで詰まることも」(貴子)。進化した毛穴ケアアイテムは、理想的。
貴子(松倉クリニック代官山 院長)
必須の毛穴ケアは、ローションなら取り入れやすいはず。意外と男性にも好まれる香り。
太田莉菜(女優/モデル)
マスクで調子悪い肌も、 ひと手間が面倒なのも、お互い様。
スチーマーで落ち着かせる間を、 リラックスタイムとして有効活用。
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Coverage
気になる部分は隠さず“カムフラージュ”
ファンデーションを均一に塗って肌をつくると、かえって不自然に見えるのは女性も同様。シミや色ムラはピンポイントでカムフラージュして、肌に生命感や立体感を残すのが正解。
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Eye–Zone Care
笑顔のシワはアリだけど、疲れて見えるクマはナシ
目の下のクマがどれだけ疲れた印象か、オンライン会議などの画面に映る自分を見て気付かされた人も多いはず。色はもちろん、たるみもケアするツール込みのアイテムが便利。
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※この記事はmadamefigaro.jpからの転載です。