行き場のない国産木材が、香り高いクラフトジンに

  • 編集&文:一ノ瀬 伸
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SDGs NEWS

SDGs とは「Sustainable Development Goals」の略で、17のゴールから構成される「誰ひとり取り残さない、持続可能な開発目標」。実践できる身近なSDGs のニュースを毎月お届けします。

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FOREST GIN(フォレスト ジン)●7種の香木を原材料に使用。山梨県産ヒノキの新鮮な芳香や和歌山県産コウヤマキの酸味などを楽しめる。100㎖¥2,178、500㎖¥5,980/日本草木研究所 https://nihonkusakilab.com

全国の里山に自生する食用植物の調査や製品化を手がける日本草木研究所が開発した「フォレスト ジン」。森の中にいるかのような静謐な香りが魅力だ。ベースとなるスピリッツ部分を除くボタニカル成分すべてに国産野生香木を使っていて、そのうち約6割は森林の成長過程で間引かれた間伐材だ。国内の間伐材は市場に出回らず放置されることが多く、同研究所では通常より高値でのフェアトレードを実施。余剰間伐材を正規価格で取引することで、日本の林業の支援・活性化を目指している。

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蒸留は佐賀県の楠乃花蒸溜所にて行う。ジンの発祥の地であるオランダの蒸留器を使用し、職人がていねいに作業している。

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※この記事はPen 2022年7月号より再編集した記事です。