パレスホテル東京「Essence of Japan〜伝承すべき日本の伝統と芸術〜」で、日本の伝統文化に浸る

  • 文:梶原博子

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「書の世界」で作品展示とトークショーを行う、書家の紫舟。

「美しい国の、美しい一日がある。」をブランドコンセプトにもつパレスホテル東京が、5月17日に開業10周年を迎える。これを記念して5月31日から7月1日の期間、「最上質の日本」を体感できるイベント「Essence of Japan〜伝承すべき日本の伝統と芸術〜」が開催される。

各界の宗匠を迎えて、日本の伝統文化の過去・現在・未来をアートでつなぐ一日限りの文化体験が4回に渡って開催される。「書の世界」(5月31日)では、書家で芸術家の紫舟をゲストに迎え、新たな書の世界を堪能できる。展示される「吉祥乃花乱舞」の屏風絵にちなみ、絵のモチーフや墨の黒色をアクセントにしたフランス料理の特別コースも用意。トークショーとともに書の世界観を舌でも味わえる趣向となっている。

弓馬術礼法小笠原流31世宗家嫡男の小笠原清基を迎える「作法の世界」(6月7日)は、日本の食事における作法や五節句について学び、日本に息づく豊かな食文化を再発見できるイベントだ。「錦の世界」(6月15日)は、錦の伝統織物作家の龍村周を招き、龍村の錦織物による美術作品の展示とトークショーを開催。各作品からインスピレーションを受けた日本料理「和田倉」の会席料理を堪能できる。“竹あかり”の総合プロデュース集団であるCHIKAKENを主宰する演出家の池田親生と弓馬術礼法小笠原流31世宗家嫡男の小笠原清基をゲストに迎える「竹あかりの世界」(7月1日)は、七夕に込められた想いや意味、過ごし方について学ぶイベントだ。放置竹林の竹を切り出して製作された竹あかりを通して、持続可能な文化についての在り方にも向き合える。

イベントに合わせて、6月26日〜7月7日の期間は、ホテルロビーにも竹あかりの七夕装飾が施される。「Essence of Japan〜伝承すべき日本の伝統と芸術〜」のイベント期間には、「錦の世界」と「竹あかりの世界」をイメージした作家の作品を展示した特別な客室の宿泊プランも用意。作品展示、トークショー、料理、そして宿泊を通して、日本の伝統文化の素晴らしさに浸りたい。

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【パレスホテル東京】千代田スイート.jpg
6月1日(水)〜6月25日(土)の期間、客室「エグゼクティブスイート」「千代田スイート(写真)」に錦作家の龍村周による額装を特別展示する宿泊プランが登場。 ¥176,175(エグゼクティブスイート、2名1室、朝食付) ¥226,775(千代田スイート、2名1室、朝食付)

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6月26日(日)〜7月7日(木)の期間、客室「デラックスキングwithバルコニー」「テラススイート(写真)」に七夕に合わせた幻想的な竹あかりの装飾を施した宿泊プランが登場。 ¥91,167~(デラックスキングwithバルコニー、2名1室、朝食付) ¥467,125〜(テラススイート、2名1室、朝食付)

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イベント参加料金 ¥38,500(食事、飲み物、サービス料含)

パレスホテル東京「Essence of Japan〜伝承すべき日本の伝統と芸術〜」

開催場所:パレスホテル東京 宴会場
東京都千代田区丸の内1丁目1−1
https://www.palacehoteltokyo.com/10th/eoj2/