俳優・上杉柊平が語る、ひと味違うDIYの世界 【オズワルドのおうち趣味発見!Vol.2】

  • 写真:殿村誠士
  • 文:西田嘉孝

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木ものこぎりも使わない、アートなDIYに初挑戦!

人気お笑いコンビ「オズワルド」が、趣味の達人からレクチャーを受け、おうちで楽しめる趣味を見つける JTの低温加熱型の加熱式たばこ用デバイス「プルーム・テック・プラス・ウィズ」がお届けする新企画。

第2回目のゲストは、俳優として活躍する傍ら、趣味の域を超えたDIYやリノベーション、こだわりのインテリアなどをYouTubeで披露する上杉柊平さん。スタジオでは上杉さんがお薦めするおうち趣味、「レジンクラフト」や「フルイドアート」にオズワルドが初挑戦。体験後、その手応えとともに、「ひと味違うDIYの世界」についてお話をうかがった。

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上杉柊平(うえすぎ・しゅうへい)●1992年、東京生まれ。2015年にドラマ『ホテルコンシェルジュ』で俳優デビュー。『一週間フレンズ』(17年)、『リバーズ・エッジ』(18年)、『アンダードッグ』(20年)など数多くの映画やテレビドラマで活躍。21年には「自分がつくりたいものだけをつくる」というこだわりが詰まったYouTubeチャンネル「上杉柊平の3rdPlace」を開設。

高くて買えなければ、つくればいい

上杉柊平(以下、上杉) 僕にとってオズワルドは、いつもテレビで観ている大好きな芸人さん。動画の収録中もお二人が本当に面白くて、笑いをこらえるのが大変でした。今日は僕がハマっているレジンを使った小物づくり(レジンクラフト)とフルイドアートを体験してもらいましたが、お二人はやってみてどうでしたか?

オズワルド・畠中悠(以下、畠中) 普段、DIYをやることはないですし、レジンもフルイドアートも初めてでしたけど、めちゃくちゃ楽しかったですね。僕は図工が得意だったんでまあまあ自信はありましたが、美術が苦手な伊藤も楽しそうにやっていてよかったです。

オズワルド・伊藤俊介(以下、伊藤) ちゃんと授業に出ていたのに美術の成績は1でしたからね。そんなおれでもアーティスティックな作品がつくれるんだから、これはもうみんなハマっちゃうんじゃないですか。「DIY最高」って感じですね。

上杉 DIYはなんの略でしたっけ?

伊藤 「どうにかいっしょうけんめいにやろう」ですよね。

上杉 ハハハ、面白いけど違います。DIYは「Do It Yourself」の略で、自分でやろうっていうこと。だから、自分が好きなものを思うままにつくればいいんです。

畠中 今日はそんなDIYの楽しさがよくわかりました。そもそも上杉さんはどうしてDIYをやるようになったんですか?

上杉 父がインテリア関係で内装コーディネートの仕事をしていて、家にはインテリアや建築の雑誌がたくさんありました。そんな環境で育ったからか、もともとインテリアや建築に興味があったんです。一人暮らしを始めたときも、まず思ったのは、自分の好きな家具を置いていい空間をつくりたいということでした。とはいえ、駆け出しの頃はいい家具なんて高くて買えないですからね。仕方がないから間に合わせで、部屋のサイズに合う棚などをなんとなくつくるようになりました。

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オズワルド●2014年11月結成。左:畠中悠。1987年、北海道生まれ。右:伊藤俊介。89年、千葉県生まれ。19年「第5回 上方漫才協会大賞」で文芸部門賞受賞、20年TBSラジオ「マイナビラフターナイト第6回チャンピオンLIVE」優勝、21年ABC「第42回ABCお笑いグランプリ」優勝。ABC「M-1グランプリ」では19年から3年連続で決勝大会に進出。

自分が理想とする空間を実現する作品づくり

畠中 木を切って棚をつくったり…まさにDIYというイメージですね。そこからレジンやフルイドアートにどうやってたどり着いたんですか?

上杉 もともとDIYというよりも、空間をコーディネートすることが好きだったんです。たとえば家具を自分でつくっても、自分が思い描いている理想のものにはならない。それなら、自分が好きなブランドや職人さんがつくる理想の家具を置いて、その空間に合う小物などを自分でつくろうと。インターネットで色々と探しているうちに海外の人がやっているレジンやフルイドアートの動画を見つけて、真似してやってみたのが最初でしたね。

伊藤 なるほど。そこでレジンやフルイドアートに出会うんですね。おれらなんて絶対出会わないもんな。

畠中 そこには境界線がありますよね。レジンに出会う人生と出会わない人生と。上杉さんは出会っちゃうところがかっこいい。

上杉 全然かっこいいとかじゃなくて、ただただ一人が好きなんです。俳優という仕事柄、台本を読むのも家だし、ずっと一人で家にいますからね。一人で長く過ごす空間だからこそ、置くものや配色にはこだわりたい。一人の時間が多いから自分でつくろうと。レジンクラフトなら、二種類のレジン(樹脂)と好きな色の顔料を混ぜて型に流し込むだけで好きな小物がつくれたり、フルイドアートなら水性絵の具とキャンバスがあれば、筆も使わずにアートっぽい作品がつくれたり。やってみると意外と簡単に気に入ったものがつくれるので、どんどんハマってしまって。

畠中 僕も伊藤も芸人仲間とルームシェアしているんですけど、お互い部屋にぜんぜん色がないからね。その点、フルイドアートなら部屋に飾ってもオシャレだし、自分の作品が部屋にあるっていうのもいいですよね。

伊藤 一人で没頭できるのもいいよね。ちなみに上杉さんはどんなときにつくろうと思うんですか?

上杉 レジンもフルイドアートも自分の部屋に置くものはひと通りつくったので、いまはInstagramやYouTubeを見て「欲しい」と言ってくれる知り合いのためにつくったり、ずっと家にいて何もしてないときにふと「つくるか」という気になったり。あとは寝付けないときとか、深夜に思い立ってパジャマ姿のままつくり始めることもありますね。

伊藤 おれらが深夜にパジャマ姿でレジンとかフルイドアートやってますなんて言ったら笑われそうだけど、上杉さんが言うとかっこいいもんな。

movie_サムネイル_本編_ログイン後-16-16.pngオズワルドが上杉さんに教わりながら、「どうにかいっしょうけんめいにやっている」動画はここからチェック! ※外部サイトに遷移します。

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何にも縛られない自由な発想がアート作品に

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フルイドアートを描く絵の具を手にする上杉さん。自身のYouTubeでもプロ顔負けの作品を紹介している。

畠中 レジンにしてもフルイドアートにしても、僕らみたいな初心者でもそれなりにいい感じのものがつくれるのが楽しいですよね。とはいえ、上杉さんの作品を見たらぜんぜんレベルが違いました。作品づくりのアイデアなんかは、どこから得ているんですか?

上杉 日本でも海外でも、気になる建築があれば見に行ったり、お店などでも面白い内装やインテリアがあればつい見入ってしまったりしますね。とはいえ、僕から見るとお二人の作品もとても素敵でした。たとえば伊藤さんがフルイドアートでキャンバスをひっくり返していましたが、そんな手法があったんだ!と。僕の場合は、動画などで誰かがやっていることを真似するところから入っているので、お二人の自由な発想は新鮮でした。

伊藤 確かに、やりすぎかなっていうくらい自由にやらせてもらいました。

畠中 それでも最終的にはちゃんとアートになっていましたからね。今日のレジンやフルイドアートに使うアイテムだったり、上杉さんの家にはDIYグッズがたくさんあるんですか?

上杉 家具はつくらないと言いましたけど、丸鋸や電動ヤスリなどの工具はひと通りはあります。あとは今日やってもらったレジン系のものだったり。

伊藤 レジンなんて初めて見ましたけど、どこに売っているんですか?

上杉 僕の場合は基本的にすべてインターネットです。いまはレジンクラフト用に色々なレジンがネットで売られていますし、顔料などは海外から輸入することもありますね。

畠中 レジンにもフルイドアートにも色を混ぜる作業があって、なんとなく仕上がりを想像しながら色を混ぜていくんですけど、それが思いもよらない色になっていく。今日はそんな偶然で作品ができていくのが面白かったけど、突き詰めていけばまた違う面白さが出てくるんでしょうね。

上杉 そうですね。色とか模様とか、偶然できるものもいいですけど、思い描いたものがつくれるとまた楽しくなりますね。

伊藤 でも自分の手でやるものだから、完全に同じものはつくれない。同じ作品に二度と出会えないという、そんな儚さもまたいいんだよな。

畠中 美術の成績が1のヤツのセリフとは思えないですね。

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フルイドアートに挑戦するオズワルド。「衣装からして本気でしょ」とやる気満々の二人の作品の仕上がりは……?

DIYって難しそう、と思っている人にこそお薦め

上杉 ではあらためて、お二人の新しい趣味として、レジンクラフトとフルイドアートはありですか?

畠中 スパイスカレーのときも言いましたけど、これはマジでありですね。

伊藤 おれもありですね。一人で無心になりたいときにやってみたい。

上杉 ありがとうございます。嬉しいですね。

畠中 家に帰ったらまずレジンを注文して、フルイドアートは作業場次第ですかね。いまの部屋では難しいかもしれないから、どこか場所を借りて……。

上杉 今回、フルイドアートでは大きなキャンバスを使いましたが、小さなキャンバスでもいいし、お盆をキャンバスにしても面白いと思いますよ。

伊藤 それならいまの部屋でも十分にできるんじゃない?

畠中 そうだね。ちょうど部屋に色が欲しかったんで、ぜひやってみたいと思います。

伊藤 おれは今日つくったレジンの小物入れが視聴者プレゼントになってしまって、自分には貰えなかったんで、もう一回それをつくろうかな。

畠中 レジンもフルイドアートも意外と簡単で楽しいから、やってみるとハマる人は多そうだよね。とはいえ、DIYと聞くだけで敷居が高く感じる人もいるかもしれない。

伊藤 実際におれたちがそうだったもんな。

上杉 木を切って何かをつくるというDIYだったら、計算も工具も必要だし実際に大変かもしれません。でもレジンやフルイドアートは、材料さえ揃えればあとは自由ですからね。DIYに敷居の高さを感じている人にこそ挑戦してみて欲しいと思います。

伊藤 DIYの意味を知らないおれらでもいい作品がつくれたからね。

畠中 一人で黙々とつくるのも楽しそうだけど、今回みたいに誰かと一緒につくるのもいいよね。

上杉 そうですね。誰かと一緒につくるとそれぞれの個性が出て面白いですよね。

モノづくりに没頭する時間にも、頼もしい相棒になってくれる

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気分転換をしたい時はもちろん、作業のお供にもぴったりの「プルーム・テック・プラス・ウィズ」。

伊藤 前回のスパイスカレーに引き続き、今日はDIYと一緒に「プルーム・テック・プラス・ウィズ」を使ってみました。

畠中 灰が出ないから、おうちでの作業のお供にぴったりですよね。僕と伊藤は前回から使っていますが、上杉さんはどんなところが気に入っていますか?

上杉 使いたい時にすぐに使えるのはやっぱりいいですよね。軽くてコンパクトですし、作業中に常に横に置いておけます。

畠中 僕くらいになると、作業の中で意識的に手を止めて「ウィズ」を堪能するタイミングと、手を止めずに作業を優先しつつも「ウィズ」を使うタイミングを使い分けられるようになりますからね。今日は最後に「ウィズ」を片手に、つくった作品を眺めながら語らう時間も心地よいひとときでしたね。

伊藤 「プルーム・テック・プラス・ウィズ」のすべてを理解している男のセリフだな。

畠中 そうね。もう酸いも甘いも知り尽くしているからね。

伊藤 いやいや、すいしかないんだけど……。とにかくDIY中の「プルーム・テック・ウィズ」もよかったですね。作業の邪魔にならないので、どんどん作品に手間をかけたくなる。普段の仕事はもうちょっと早く帰りたくなるけど、今日はまだまだいけたもんな。

上杉 ハハハ、本当にそうですね。モノづくりに没頭する時間のお供として、頼もしい相棒だと思います。

伊藤 素晴らしい締めの言葉をありがとうございます。では、今後もちょこちょこ集まってDIYやりましょう。今日はありがとうございました!

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「楽しい」を連発するオズワルドに上杉さんも嬉しそうだった今回の収録。「ひと味違うDIY」にオズワルドが挑戦する動画の本編は、ぜひCLUB JTにてご覧ください! 

オズワルドの二人もアートな仕上がりに大満足!?  CLUB JTの「あのひともおうちでwith」特設ページで公開されている動画の本編では、上杉さんがお薦めするレジンクラフトとフルイドアートにオズワルドが初挑戦。上杉さんが二人に材料から制作課程、ポイントまでを詳しくレクチャーしている。いつもはローテンションという上杉さんとオズワルドの絡みも必見。アートなDIYを学びながら笑える、見どころたくさんの動画本編をぜひお楽しみください。

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問い合わせ先/JT

www.jti.co.jp

本特集はJTとの共同企画です。

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