アーティスト同士のコラボレーションや、待望の新美術館オープン。話題必至の、Pen編集部おすすめの展覧会を紹介する。

感性や視座の共鳴から育まれる、作家とメンターの美しき相関関係

感性や視座の共鳴から育まれる、作家とメンターの美しき相関関係

響き合う感性から紡がれる創造の世界は無限だ。アーティストを工房に招聘、職人との協働制作の機会を設けているエルメス財団のプログラム「アーティスト・レジデンシー」も、その魅力と可能性を教えてくれる。本展では3名の参加作家と推薦者（メンター）にフォーカス。芸術的感性の共鳴、問題意識の共有など、表現者同士の生き生きとした関係が作品から浮かび上がってくる。

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大阪に誕生する美術館で、コレクションの醍醐味に浸る

大阪に誕生する美術館で、コレクションの醍醐味に浸る

1983年より準備が進められてきた大阪中之島美術館が2月に開館、オープニング展では6000以上のコレクションから約400作品を紹介。同館構想の出発点であるコレクター山本發次郎の寄贈作品をはじめ、近代・現代美術の名作、19世紀後半から1980年代までのデザイン史をたどるグラフィック作品、家具までが並ぶ。美術館の特色が表れたコレクションと出合える、楽しさに満ちた展覧会。