「ディオール バイ ビルケンシュトック」コラボレーションが登場!

  • 文:野村萌々
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グレーとパステルのグラデーションから、新たに登場した、 荒削りのメンズ「バー」シルエットに見られる、ブリティッシュでマスキュリンなテイラリングと、オートクチュールにおけるフランスのテイラリングの融合まで、2人の歴史が交錯する。

キム・ジョーンズによるウィンター 2022-2023メンズ コレクションにて、ディオールは初となるビルケンシュトックとのコラボレーションを発表し、2つのアイコニックなモデルを再解釈したアイテムが登場した。

人間工学に基づいた型のコルクとラテックスのフットベッドを採用した「トキオ」と「ミラノ」の2型が、フェルトとスエードでそれぞれ仕上げられ、今シーズンのキーカラーであり、メゾンのアイコンでもある「ディオール グレー」に染め上げられている。ムッシュ ディオールのガーデニングへの情熱へオマージュを捧げ、ラバーのディテールと、「サドル」バッグから引用したインダストリアルなバックルを用い、機能的なスタイルが実現。ユニークでクリエイティブな対話の結果として、これらのアイテムのソールは「ディオール オブリーク」モチーフとビルケンシュトックのシグネチャーでもあるボーンパターンを組み合わせたものとなっている。さらに、「トキオ」の特別仕様アイテムとして、アトリエ ヴェルモンによる繊細な花の刺繍で飾られたアイテムがコレクションのクチュールシルエットを完成させ、クリスチャン・ディオールの自然への愛の新たなシンボルに。機能性とエレガンスを現代的に讃え、いくつもの領域に渡る職人技が反映された仕上がりだ。

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“シルエットがあらわれるにつれて、ますます想像力をかき立てられる。スケッチはこの心の動きを確かなものへと落とし込みます。しかしながら、静止したものではありません。動きのあるシルエットなのです。” クリスチャン・ディオール

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