俳優・内田朝陽がハマった奥深いスパイスカレーの世界 【オズワルドのおうち趣味発見!Vol.1】

  • 写真:殿村誠士
  • 文:西田嘉孝
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ルーも小麦粉も使わない、スパイスカレーづくりに初挑戦!

趣味のない人気お笑いコンビ「オズワルド」が、趣味の達人からレクチャーを受けながら、おうちで楽しめる趣味を見つけるJTの低温加熱型の加熱式たばこ用デバイス「プルーム・テック・プラス・ウィズ」がお届けする新企画。第1回目は、俳優、ミュージシャンとして活躍する傍ら調理師免許を持ち、自身のインスタグラムではプロ顔負けのレシピを披露する内田朝陽さんをお招きし、「おうちで楽しむカレーづくり」に初挑戦。スタジオではオズワルドが内田さんに教わりながら、実際に本格カレーづくりに挑んだが、 さて、その手応えやいかに? 体験後、スパイスカレーの奥深い世界について改めて話をうかがった。

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内田朝陽(うちだ・あさひ)●1982年、東京生まれ。21世紀ムービースターオーディションでグランプリを獲得し、2000年に芸能界入り。同年の映画『死者の学園祭』で俳優デビュー。04年の映画『精霊流し』で初主演。その後、NHK連続テレビ小説『どんと晴れ』や映画『スクールウォーズHERO』など、数々の作品に出演。調理師免許取得を期にインスタグラムの料理用アカウントも開設。レストラン、フローズンデリ、ふりかけなどのメニュー開発の仕事も行なっている。

スパイスカレーにハマった理由は?

内田朝陽(以下、内田) 今日は「趣味がない」と悩んでいるというオズワルドのお二人に、僕のオリジナルカレーである「大根と豚のスパイスカレー」をつくってもらいました。僕自身、誰かに料理を教えながら作るのは初めての経験でとても楽しかったです。スパイスカレーづくり、お二人はどうでしたか?

オズワルド・伊藤俊介(以下、伊藤) めっちゃくちゃ美味しかったです。カレーをつくるのがこんなに楽しいなんてね。

オズワルド・畠中悠(以下、畠中) 内田さんが最初に「昆布と椎茸で出汁を取る」って言い出したときは、「カレー知らないんじゃないかな」って思いましたけど。

伊藤 なんとなくでやってんじゃないかなって(笑)。いやいや、でも本当に美味しかったです。そもそも内田さんはなんでそんなに料理ができるんですか?

内田 実家がレストランなのでもともと料理は好きだったんです。カリフォルニアに短期留学していたときも、現地の友人たちが集まるホームパーティーで手巻き寿司や味噌汁、煮物などの和食を振る舞ったり。そうするとみんなとても喜んでくれて、言葉はあまり通じないのにコミュニケーションも取れるし、「美味しいは国境を超えるんだな」って。そこからさらに料理が大好きになりましたね。

畠中 エピソードがいちいちかっこいい。スパイスカレーにハマったのはどうしてなんですか?

内田 1年くらい前からパーソナルトレーニングを始めて、トレーナーさんから食事や栄養素についてもいろいろと教えてもらったんです。「トレーニングをした後はしっかり食事を取っていいですよ」とも言われて、まず食べたいと思ったのがカレーでした。とはいえ、一般的なカレーにはけっこう脂質が多くて、インドカレーも意外とバターをたくさん使うので、あまりヘルシーではないんです。どちらのカレーも大好きなんだけど、せっかくだから高タンパクで低脂質なカレーを自分でつくっちゃおうと。ヘルシーでありながらちゃんと美味しいカレーということで、スパイスカレーに行き着きました。

伊藤 今日の「大根と豚のスパイスカレー」もやばいくらい美味しかったですけど、他にはどんなカレーをつくるんですか?

内田 家ではじゃがいもとにんじんのお母さんのカレーみたいなのもつくりますが、スパイスカレーなら、鶏胸肉をほぐれるまでトロトロに煮込んだ鶏のスパイスカレーだったり、合い挽き肉でつくるキーマカレーだったり。そもそも合い挽き肉って日本以外にはあまりないんです。インドでは牛や豚を食べない方が多いので、キーマカレーにも羊を使うことが多いです。あとは豆腐を使ったカレーや、プーパッポン(カニと卵のカレー炒め)というタイ料理をアレンジしてオリジナルのカレーをつくったり。スパイスカレーのレシピはどんどん増えていますね。

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オズワルド●2014年11月結成。左:畠中悠。1987年、北海道生まれ。右:伊藤俊介。89年、千葉県生まれ。19年「第5回 上方漫才協会大賞」で文芸部門賞受賞、20年TBSラジオ「マイナビラフターナイト第6回チャンピオンLIVE」優勝、21年ABC「第42回ABCお笑いグランプリ」優勝。ABC「M-1グランプリ」では19年から3年連続で決勝大会に進出。

世界各国の料理にヒントを得た、オリジナルのスパイスカレー

畠中 そのレシピってどうやって思いつくんですか?

内田 コロナ禍の今でこそ行けていませんが、もともと僕は旅行が大好きで、いろんな国に美味しいものを食べに行っていたんです。そこで美味しい料理に出会ったら、「どうやって作るの?」とお店の人に聞いて教えてもらう。他にも、スパイス屋さんでヒントをもらったり、いろいろな国の言葉でYou Tubeで検索して、現地の人が作っている料理動画を見て研究したり。そんな風にして知った料理やレシピを少しアレンジして、スパイスカレーのレシピに取り入れているんです。

伊藤 完全にプロフェッショナルじゃないですか。

畠中 僕はいくつかスパイスの名前を知っているくらいでしたが、「どのスパイスにどんな効果があって」と内田さんに教えてもらって、俄然、興味が湧きました。スパイスはどこで買っているんですか?

内田 目黒の「マヤ」や上野にあるスパイス屋で買ったり、外国にいる知人から取り寄せることもあります。

畠中 同じスパイスでもホール(原形のまま)とパウダー(粉状)で使い方が違うんですね。スパイスがこんなに奥深いものだと初めて知りました。

内田 本当にスパイスは面白いですよ。インドではマンゴーのパウダーがスパイスとして使われていたり、そのままだと強烈に臭いのにオイルで炒めるとすごくいい香りがするものがあったり。スパイスを知ると料理のバリエーションが自ずと広がっていくんです。カレー関係でいえば、スパイス以外にもマスタードの種から取った「テズ」というオイルなどもよく使います。自分でニンニクとショウガをミキサーにかけて作ったジンジャーガーリックペーストなども常備していますね。

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スパイスカレーの極意は「テンパリング」にあり

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テンパリングの手本を見せる内田さん。「絶対に焦がさないこと」がポイント。

伊藤 あとはやっぱり、あれですよね。スパイスを炒めたりする……。

内田 テンパリングですね。

伊藤 そうそう、あんなの家でできたら料理上手な人の感じが出るよね。

内田 そうですね。お二人にもやってもらいましたが、ホールスパイスを炒めてオイルに香りを移すテンパリングが、スパイスカレーづくりのスタート。たとえばクミンだったら、最初はホールのクミンをテンパリングしてスパイシーで香ばしい香りを出して、次にパウダーのクミンでスパイシーな香りを出していく。さらに仕上げで加えるオリジナルのガラムマサラにもクミンを少し使っていますが、それにはスパイスの香りを呼び起こす役割があるんです。

畠中 それぞれのスパイスを入れる量もいい意味で適当というか、お好みで決められるのも楽しいですよね。

内田 そうそう。今日は一応レシピを用意しましたが、男の料理らしく「だいたい」でね。僕の場合は、どんなカレーでも基本的にコリアンダーシードを一番多く使って、それに対して好きなスパイスを半量くらいの割合で加えていくんです。

伊藤 ルーも使わずにゼロからつくっていて、あれだけ美味しいカレーができるなんてびっくりですよ。しかも福神漬けとか卵まで美味しかったもんな。

畠中 アチャールでしたっけ?

内田 ええ、アチャールは日本でいうお漬物のようなものです。要はカレーの付け合わせですね。今日の福神漬は和食の板長さんから教えてもらった基本のレシピにアレンジを加えたオリジナルです。スペイン料理でよく使われる燻製にしたパプリカの粉を加え、スモーク系のいぶりがっこのようなイメージでつくってみました。卵のピクルスは、酢、砂糖、ニンニク、ターメリックなどを入れた液にゆで卵を漬けておくだけ。スパイスカレーもそうですが、基本的には誰でも簡単につくれますよ。

伊藤 ご飯も茶飯でね。あれだけ食べても美味かったな。

内田 今日はカレー自体が和風の出汁でつくるものだったんで、ご飯も同じ昆布出汁を使った茶飯にしたんです。バターチキンの場合はサフランライスにしたり、カレーにどんなご飯を合わせるかは遊べるところ。たとえばホールの胡椒を入れてご飯を炊いてもいい感じになりますよ。

畠中 カレーとご飯で遊ぶっておしゃれだな。

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塩やスパイスを微妙に加えて味を決めていく伊藤さん。最終的には「完璧!」のひと言が。

まずは、ルーを使わずにカレーをつくってみることから

内田 ではあらためて、お二人の新しい趣味として「スパイスカレー」はありですか?

伊藤 これはマジでありですね。

畠中 僕も伊藤も絶対に一度は家でつくると思います。今はどちらもルームシェアをしているんで、上手くできたらそこでみんなにも振る舞えるし。僕としては趣味にしちゃいたいですね。

伊藤 半年後か1年後くらいにそれぞれがオリジナルカレーをつくって、内田さんに審査してもらいたいですね。

畠中 負けた方はもう二度とカレーをつくっちゃいけないという。

伊藤 そこまで厳しくなくてもいいんじゃないか。

内田 ハハハ、いやー、スパイスカレーの楽しさが伝わって嬉しいですね。でも本当に、今日のカレーは僕が自分で作ったものより美味しかったです。オズワルドのお二人は普段あまり料理をしないとおっしゃっていましたが、そういう人でも意外と美味しくできちゃうのがスパイスカレーのいいところでもあるんです。

伊藤 たしかに、そんなに複雑な工程もないですからね。

畠中 でも料理の楽しさがすべて詰まっているような気もします。僕らはルームシェアをしていてなかなか一人になる時間がないので、一人で没頭できる趣味としてカレーづくりはいいかも。

伊藤 おれもカレーづくりは性に合ってる気がしたな。みんなでつくるのも楽しそうだし、「あそこでスパイスを足したのが良かったな」なんて言いながらお酒も飲めそうだしね。

畠中 最初はどんなところから始めるのがおすすめですか?

内田 カレールーを使わずに、カレーを作ってみることかな。スーパーのスパイス売り場でクミンやクローブ、カルダモンなどのホールスパイスを買ってきて、まずはテンパリングをやってみる。そこに玉ねぎのスライスを入れて飴色になるまで炒めてカレー粉を加えて、あとは水の替わりにトマトジュースを入れて好きな具材を煮込むだけ。和風にするならめんつゆを使ってもいいし、肉でも魚介でも好きな具材を入れてみたら、どんなつくり方をしても意外と美味しいカレーができると思います。失敗しづらいので、ぜひ気軽に挑戦していただきたいですね。

特別な時間をともに過ごしたくなる、相棒のようなデバイス

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料理の合間にもさっと使える低温加熱型の加熱式たばこ用デバイス、「プルーム・テック・プラス・ウィズ」。

伊藤 今日はスパイスカレーづくりと一緒に「プルーム・テック・プラス・ウィズ」も初めて体験しました。内田さんは普段から使っているんですよね。

内田 めちゃくちゃ使ってますね。おうちでの趣味時間には本当にぴったりなんですよ。ポケットに入れられるサイズ感もいいですね。加熱時間もなくて、使いたいときにすぐ使えるので、おうちの中だけではなく、一人で移動するときに自分の車の中で運転の合間に使ったり、とても重宝しています。

畠中 いつでも使えて、そのまま持っていられたり、置いておけたりするのは本当に便利ですよね。僕も気に入りました。

伊藤 ちょっとした合間とか、いつでも使えるのがいいよね。

内田 僕にとって、料理をつくったり誰かにそれを振る舞ったりする時間は、とても有意義でリラックスできる特別なものなんです。そんな特別な時間を一緒に過ごすのに、「プルーム・テック・プラス・ウィズ」はとてもいい相棒だと思いますね。

伊藤 マジでかっこいい。俺らもそんなこと言ってみたいな。

畠中 うん。とりあえず、帰ってスパイスカレーをつくるところから始めようか。

伊藤・畠中 今日はありがとうございました!

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トリオのように息もぴったり。オズワルドが褒められたり怒られたり……。見どころ満載の料理動画の本編はぜひCLUB JTにてご覧ください!

オズワルドのお二人が持ち帰るほど大絶賛した内田さんオリジナルレシピの「豚と大根のスパイスカレー」。CLUB JTの「あのひともおうちでwith」特設ページで公開されている料理動画の本編では、それぞれのスパイスの使い方から、カレーづくりのベースとなるテンパリングのコツ、大根の処理や豚肉などの具材を投入するタイミングや、美味しくカレーを仕上げるポイントまで、内田さんがオズワルドの二人に詳しくプロセスを解説している。途中、フライパンを洗おうとするオズワルドが内田さんに怒られるなど、予想外のハプニングも……。料理を学びながら笑える、見どころたくさんの料理動画の本編もぜひお楽しみください。

Brandsite_Carousel_ozuuchi_PC_2460-1240.jpgCLUB JT 内田朝陽さんとオズワルドの動画はここからチェック!

問い合わせ先/JT

www.jti.co.jp

本特集はJTとの共同企画です。

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