本国イームズオフィスのこだわり!80周年記念展@伊勢丹新宿店がはじまった<全体編>

  • 写真・文:高橋一史

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左はヌメ革仕様のラウンジチェア&オットマン ¥1,432,100(税込)、右はウール布貼りのソファコンパクト¥1,142,900(税込)。ともにこのイベントを記念した特別エディション。

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伊勢丹新宿店 本館2階のイベントスペースにつくられた展示販売イベント。

前編の<ミニチュア編>に続く今回は、会場全体の様子をお届けしましょう。
伊勢丹(現三越伊勢丹)とイームズ オフィスの付き合いは、なんと1960年からだそう。
アメリカ本国ダイレクトで家具を販売してきたんですね。
80周年の展示販売ポップアップイベントが、2022年1月5日(水)までの長い2ヶ月間に渡って開催されるのも、両者の関係性の深さにあるようです。

イームズ オフィスはこのために制作したディスプレイや販売品も用意する気合の入れよう。
市井の人々の生活を見つめて、未来に結びつく大きな役割を果たしてきたイームズ夫妻が生み出した世界は、単なる富裕層の贅沢趣味ではない社会性のあるもの。

マルチな才能だった彼らがつくった映像作品のなかには、後世の映画に決定的な影響を与えたほどスゴいものもあるのですが、会場で上映がないのは少し残念。
「いま売りたい商品」が中心なのは、まぁ百貨店ですし仕方のないところでしょう。
実物アーカイブはわずかですので、その点はご留意くださいませ。
過去作品を並べる美術館のような回顧展ではありません。

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イームズのヒット商品、カードをつなぎ合わせる玩具「ハウス・オブ・カード」のジャイアント版オブジェ。どこに何を配置するか、イームズ オフィスからびっちりと指示があったそう。

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中に入れるのはこの空間のみ。

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これが現行品のハウス・オブ・カード。あれ?¥3,850の通常品に混じって一桁違う¥36,300のものが……。

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これぞ「コンピューター・ハウス・オブ・カード」。1970年大阪万博のIBMパビリオンでゲストに配布された限定品。上の商品は、実物デッドストックです。軽く調べたら、中古相場より安いか適正のよう。好きなように組み立てて、カフェのインテリアなんかに良さそう。

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イームズ オフィスがイベントのためにつくった歴史年表。かなりの凝った出来栄えです。手前の椅子は「シェルアームチェア ローワイヤーベース」¥200,200(税込)。同時代のテキスタイルデザイナー、アレキサンダー・ジラードの「チェッカースプリットファブリック」を張ったもの。

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日本を意識した年表で、頻繁にエピソードが挿入されてます。夫妻は50年代から何度も日本を訪れた親日家だったらしく、その結果生まれたプロダクトに私たちが惹かれるのも、似たセンスを持つからでしょうか。

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成形合板の歴史的な「イームズプライウッドチェア LCW」の、サントスパリサンダー(ローズウッド材)とブラック脚のスペシャルエディション。¥257,400(税込)

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さすがにきれいなフォルム。ブラウン×ブラックのバイカラーは、ファッションシーンでも近年人気が続く配色。

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イームズ夫妻の芸術的な成形合板の試み、43年の「モールデッドプライウッドスカルプチャー」をイームズ オフィスが一年かけて研究、制作。復刻した計12個のうちひとつを展示。

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イームズ ハウス(前回の記事をご参照ください)のそばにあり伐採を余儀なくされたユーカリの木を使った、植物との関わりを示すコンセプチュアルな「イームズハウススケートボード」。¥385,000(税込)。家があるロサンゼルスがスケートボードカルチャー発祥の土地であることから考案された現代のプロダクト。

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ヴィトラ社とつくった玩具らの販売コーナー。天井から下がったモビール¥14,300(税込)も人気アイテム。

会場内展示のミニチュアハウスはこちらのリンクからご覧くださいませ。

本国イームズオフィスのこだわり!80周年記念展@伊勢丹新宿店がはじまった<ミニチュア模型編>

ALL PHOTOS©KAZUSHI

三越伊勢丹の同イベント情報サイト

www.mistore.jp/shopping/feature/women_f2/eames_w.html

本国イームズオフィスのこだわり!80周年記念展@伊勢丹新宿店がはじまった<全体編>

  • 写真・文:高橋一史

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高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

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