1971年の発売以来、多くの人々に愛されてきた傑作ソファ、arflexの「マレンコ」。ぬくもりと優しさが感じられる独特のぽってりとしたフォルムは、イタリア人デザイナーのマリオ・マレンコが、同僚と会話をしながらサッと描いたスケッチから生まれたと言われている。デザインや座り心地もさることながら、実用性が高い点も大きな魅力だ。
背、シート、アームをパーツごとにつくって最後に組み上げる製法によって、傷んだシートの表層だけを交換することが可能。カバーを交換することで手軽にイメチェンを楽しむこともでき、長く使い続けることができる。世界中で愛用されているマレンコだが、じつはこのカバー交換が可能な仕様は日本で考案され、後にイタリア本国でも導入されるようになったものだ。
50周年を記念した期間限定キャンペーンがスタート!
マレンコの個性を際立たせる、ロゴスタンプ入りのカバー。定番の麻カバーは、本来はソファ本体に張られていたヌード地のものだが、日本ではその素朴な風合いがカッコいいとヌード地のままで使う人が続出したため、後に正式なカバーとして製品化されたというからおもしろい。
アルフレックスジャパンでは、マレンコの発売50周年を記念して、2021年11月18日(木)〜12月12日(日)の間、「マイスタンプマレンコ」を期間限定販売する。これは、マレンコの各種ソファおよびオットマンのカバーにオリジナルのスタンプを入れられるというもの。スタンプにはユーザー自身や家族の名前を入れるもよし、好きな言葉をチョイスするもよし。カバーのみの購入も可能だ。


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ビームスのプロダクト ストラテジストがスタンプを入れるなら?
ビームスのプロダクト ストラテジストとして活躍する柴﨑智典さんは、約10年来のマレンコユーザーだ。柴﨑さんは妻の園子さん、一人息子の由楽さんと共に、埼玉県桶川市の公団住宅をリノベーションした1室で暮らしているが、愛用している3人掛けのマレンコはこの部屋に越してくる際に購入したもの。夫婦揃ってアメリカのヴィンテージ好きで、基本的にシンプルで使いやすいものがいいという考え方の柴﨑さん夫妻は、それぞれ以前からマレンコをいいなと思っていたそうだ。
麻カバーを選んだのは、「『ザ・マレンコ!』という感じのカバーは、やっぱりこれだと思うし、これしか考えていなかったから」だとか。
そんな柴﨑さんがもしマイスタンプを入れるなら、「三人家族ですので、『marenco arflex』のロゴはそのままにして、arflexの横にレジスターマークと同じフォントと大きさで〇の中に小さく由楽のY、園子のS、智典のTを入れたいですね。そうすることで、それぞれ1脚ずつに専用としてもわかるようにスタンプしたいと思います」というアイデアを語ってくれた。

問い合わせ先/アルフレックス ジャパン
https://www.arflex.co.jp/marenco50th/