2019年にPen Onlineが取り上げたクルマの記事で、たくさんの人に読まれた人気記事トップ10を紹介する。
■10位 【GO! 東京“ヤンクラ”カービルダー】VOL.2 ラブリー“ラブリ”ウェイ!? 表参道に溶けこむ90年代なゴルフII
映像作家・米倉強太さんが友人のために制作した世界で一台だけのクルマを紹介する連載。第2回に登場したのは、奥様となった白濱イズミさん。80年代ドイツの世界的ベストセラー「ゴルフII」を、米倉さんが推す理由とは。

もともとは「(初代の)フィアット・パンダが欲しかった」という白濱さん。なぜ彼女はゴルフIIに乗ることになったのか?
■9位 海外の日本車好きに訊く、僕らが古い日本車にはまった理由。【イタリア編①】
海外の人々にとって日本車は「輸入車」。そもそも自動車に対する価値観も異なる。我々とは違う古い日本車の楽しみ方を、「アメリカ」「イタリア」「イギリス」で探るシリーズ。イタリア編ではヴィンテージカーショップを営む、ミケーレ&ルイージ・ロッシ兄弟に話を訊いた。

■8位 海外の日本車好きに訊く、僕らが古い日本車にはまった理由。【アメリカ編】
アメリカ編では、自動車デザイナーのブライアン・トンプソンさんに日本車の魅力を訊いた。

1983年式 トヨタ・ターセルワゴン。オーナーのブライアンが自動車デザイナーに憧れ、「人を幸せにするデザイン」を心がけるきっかけになったクルマだ。
“1983年、両親と一緒に訪れたディーラーで僕は宇宙船のようなターセルにひと目惚れ。買うまで動かないと、運転席に座って中からロックしたんだ”
記事: 海外の日本車好きに訊く、僕らが古い日本車にはまった理由。【アメリカ編】
■7位 誰も追いつけないBMW秘伝の隠し味!? 新型X4、そのクールすぎる宣戦布告とは。
約10年前、SUVとクーペの融合という流れに先鞭をつけたBMWのX6。高級スポーツカーメーカーがこの市場に参入してきたり、ポルシェのマカンが絶好調だったりと、スポーツ性能の高いSUV市場が活況を呈すなかで、BMWが出した新型X4とは。

SUVとクーペを融合し、オフローダーとしての魅力も備えたスタイリング。
“新型X4には、そんな世界市場に対するBMWの答えが隠されているわけ。”
■6位 夢のような英独自動車文化のエンゲージ!? 新型ヴァンテージは、大いなるヘリテージの中に。
DB11が好調なアストンマーティンの、最もスポーツ性能が高められたモデルであるヴァンテージ。新たなブリティッシュスポーツのベンチマークといえる新型ヴァンテージの魅力を探った。

野性の肉食獣を想起させるエクステリア。車体カラーの「モルテン」は鎮火していく残り火を表したもの。
“特筆すべきは新シャーシの剛性感と、エンジンをコックピットに寄せてトランスアクスル化した重量バランスのよさだね。”
記事: 夢のような英独自動車文化のエンゲージ!?新型ヴァンテージは、大いなるヘリテージの中に。
■5位 未来を夢見て生まれた、3台のスーパーカー【日産ミッド4-Ⅱ編】
パワーに任せた最高速や奇抜さを競う時代を終え、電子制御を使ったテクノロジーの時代を迎えた1980年代のスーパーカー。この流れを受け、85年のフランクフルト・ショーで初公開された、ミッドシップ4WDの2シーター・スポーツカー「MID4」とは。

初代は「運動性能追求のための研究実験車」という触れ込みで1985年のフランクフルト・ショーでデビュー。
■4位 私の傘に入って!? フェラーリ ポルトフィーノは、リアーナの歌のように小悪魔的なGTクーペでした。
カリフォルニアTの後継モデルとして発表されたポルトフィーノ。新時代の到来を告げる、究極のGTクーペが誕生した。

時速100kmまでの加速はわずか3.5秒。グラマラスなボディがその走りを期待させる。
“バルバドス出身の弱冠16歳の少女が、ニューヨークでいきなりリアーナになったぐらいのトランスフォーム感っていうのかな(笑)。”
記事: 私の傘に入って⁉ フェラーリ ポルトフィーノは、リアーナの歌のように小悪魔的なGTクーペでした。
気になる1位はあのクルマ?
■3位 4ドアで最高出力が639馬力! ある意味最強のメルセデスといえる、「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」が日本初上陸。
世界中のハイパフォーマンスカーがテストを行うドイツのニュルブルクリンク・サーキットにおいて、4ドアモデルの最速タイムを叩き出した「世界一速い4ドア車」。メルセデス・ベンツの最新コンセプトでデザインされた造形美に注目した。

メルセデス・ベンツの新しいデザインコンセプトが採用された「GT 63 S 4MATIC+ エディション1」。フロントグリル内の縦のルーバーが、メルセデスAMGであることを主張する。
“「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」というモデルをひと言で表現すれば、「5人乗りのスーパーカー」といえるでしょう。”
記事: 4ドアで最高出力が639馬力! ある意味最強のメルセデスといえる、「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」が日本初上陸。
■2位 未来を夢見て生まれた、3台のスーパーカー【マツダRX500編】
1996年のホンダNSXまで、ミッドシップの日本製スーパーカーは夢だった。70年代から脈々と続く、技術とデザインの挑戦を「マツダRX500」「童夢P-2」「日産MID4-II」、3台のクルマで振り返った。

1970年の第17回東京モーターショーで一般に公開されたスポーツカーのスタディ。ショーの後、世界各地で展示されたが帰国時に破損。本社倉庫にそのまま放置されていたものの、08年にレストアされ、現在はヌマジ交通ミュージアムに展示されている。
“これは単なるショーカーではなく、ミッドシップのロータリースポーツカーというコンセプトで、『コスモ・スポーツ』の後継を目指した試作車です”
記事: 未来を夢見て生まれた、3台のスーパーカー【マツダRX500編】
■1位 誰もが振り返り、思わず触れたくなる! 新型「MAZDA3」が指し示す、“魂動デザイン”の深化をひも解く。
エクステリアやインテリアに、カーデザインの新たな潮流が表現された新型「MAZDA3」。なぜMAZDA3が新しいと感じるのか。“鼓動デザイン”とはなにかを、じっくりと紹介した記事。

マツダにおけるMAZDA3のポジションから、エクステリアのみならずインテリアのデザインまで、すべてを新しく感じる理由を探った。
“これまでの自動車デザインにおける「キャラクターラインで個性を演出する」という手法を、あえて排したチャレンジングな造形が特徴。”
記事: 誰もが振り返り、思わず触れたくなる! 新型「MAZDA3」が指し示す、“魂動デザイン”の深化をひも解く。
以上、2019年に読まれた、【クルマ】の人気記事 トップ10をお届けした。2020年もPenがお届けするクルマの記事をお楽しみに!