仕事中も休みの時も、
面白いものを探し続ける。

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    05遠藤憲一俳優

    仕事中も休みの時も、
    面白いものを探し続ける。

    各界で活躍する方々に、それぞれのオンとオフ、よい時間の過ごし方などについて聞く連載「MY Relax Time」。第5回は、現在日本テレビ系でオンエア中のドラマ『ドロ刑-警視庁捜査三課-』や、11月16日から全国で公開される映画『アウト&アウト』をはじめ、さまざまなドラマや映画で活躍する俳優の遠藤憲一さんです。

    写真:大河内 禎 スタイリング:中本コーソー(ラインヴァント) ヘア&メイク:村上まどか 構成:和田達彦

    遠藤憲一(えんどう・けんいち)●1961年東京都生まれ。1983年、NHKドラマ『壬生の恋歌』でデビュー。コワモテを活かした悪役からコミカルな役まで、幅広い演技を見せる個性派俳優として高い評価を得ている。役者のみならず、ナレーションや脚本、バラエティ出演と活躍は多岐にわたる。

    仕事の依頼が来た際には、話の展開や役の性格など、どこかしら面白いと思ったところがあればできるだけ引き受けるようにしています。最新の映画『アウト&アウト』はまさにそうで、元ヤクザの探偵が7歳の少女を引き取って保護しながらも、彼女が探偵を母親のように支えている。そんな関係がユニークな、見応えのある作品になっています。一方でバラエティの番組に出る時は、”ダメ人間”な素の自分を出すようにしています(笑)。どんな現場でも、収録中に楽しめることを見つけるように心がけています。依頼された仕事とは関係なしにやってみたいことのひとつは、自主映画の製作。監督だとか役者だとかの分担を取っ払って、みんなで相談しながら撮っていく、そういう意味での“自主”映画をつくってみたい。そんな夢をもっています。

    面白いと思った仕事はつい受けてしまうので、もうずっとまとまった長期の休みは取っていないのですが、3〜4日ほどスケジュールが空くと、女房と温泉に行きます。ただ、近場の温泉は行きつくしてしまったので、最近はあちこちのホテルに泊まりにいくことが多いですね。自宅とは違う空間の雰囲気を味わうことが目的なので、観光はほとんどしないで、部屋の中でゆっくりくつろぐ。それがオフの過ごし方です。またちょっとした時間がある日は、事務所からウォーキングがてら喫茶店まで歩いていって、コーヒーを飲みながら本を読んで小一時間ほど過ごすことかな。持っていく本は、仕事とは関係のない小説が多いですね。文章を読みながら、頭の中で情景を想像するのが楽しいんですよ。

    日常での気分転換法といえば、お酒とたばこ。ただ、お酒に関しては、僕は飲み屋でたまたまそこにいる人たちとワーッと盛り上がるのが好きだったんですが、今年の正月の新年会は盛り上がりすぎちゃって(笑)。女房に激怒されて、正月明けから禁酒しています。なのでいまは、たばこだけですね。撮影中の休憩時にはよくたばこを吸います。カットごとに吸ったりもしますから。でも最近は、役者でもたばこを吸う人は少なくなったと感じますね。自分が吸う時は、吸う場所には気を使うようにしています。喫煙者の僕から見ても、路上で吸ったり、歩きたばこをしている人は見ていていい感じがしないですから。マナーよく、気分よく過ごしたいですね。

    『アウト&アウト』
    監督:きうちかずひろ
    出演:遠藤憲一・岩井拳士朗・白鳥玉季・竹中直人・要 潤ほか
    2018年 日本映画
    2018年11月16日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
    ©2017「アウト&アウト」製作委員会
    http://out-and-out.jp/

    問い合わせ先/JT

    www.jti.co.jp