多治見市笠原町のモザイクタイルがお洒落! 倉敷、長崎に続き、名古屋から巡回展が始まります。

岐阜県多治見市笠原町。この町が、日本のみならず世界に向けて大量のタイルを送りだす町だった、ということをご存じでしょうか? 笠原町はもともと美濃焼茶碗の町であり、茶碗製陶所で生まれ育った山内逸三さんは、その技術に加え、京都の国立陶磁器試験場で経験を積み、彩り豊かな磁器質施釉モザイクタイルを大量生産することに成功しました。 このタイルの魅力に惹かれて現地を訪れた加藤郁美さんは、その可愛さに夢中になり、町のいたるところに落ちているタイルを拾ってはポケットに詰めながら、町を歩き回ったそうです。町の人たちはそんな光景が不思議で、「タイルがめずらしいかね」とニコニコしながら見ていたとか。笠原には...

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