イサム・ノグチや剣持勇らが追い求めた、モダンデザインの歩みを紐解く。

写真・文:はろるど

戦前から戦後にかけて、合理的な機能美をもつモダンデザインを追い求めたデザイナーたちがいる。彼らは学び合いながら、日本の生活様式に馴染む家具や照明、建築などを数多くつくり出した。 パナソニック汐留美術館で開催中の『モダンデザインが結ぶ暮らしの夢展』では、主に1930年から1960年代にかけて活動したブルーノ・タウト、アントニン&ノエミ・レーモンド夫妻、井上房一郎、剣持勇、ジョージ・ナカシマ、そしてイサム・ノグチという7名の建築家やデザイナーのプロダクトを紹介。工芸品、家具、建築図面、模型など約160点もの作品と資料にて、どのように日本でモダンデザインが発展したのかについ...

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