原寸大で、日本の建築ディテール図面を見る。

建築図面とは、これからつくられる実際の建物の形を縮小して紙の上に落とし込んだもの。その図面のディテールを、なんと、実際の建物と同じ大きさに拡大して展示するというユニークな展覧会、『 原寸大 日本の建築ディテール 1964→2014』が、渋谷のヒカリエで行われています。 展示作品は丹下健三『東京カテドラル聖マリア大聖堂』(1964)、篠原一男『白の家』(1966)、安藤忠雄『住吉の長屋』、 槇文彦『スパイラル』(1985)、谷口吉生『葛西臨海公園広場レストハウス』(1995)、伊東豊雄『せんだいメディアテーク』(2000)など、日本を代表する建築家たちの代表的な作品ばかり。もちろんすべて...

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