東京で見られるのはいまだけ! 北欧の巨匠、アルヴァ・アアルトの展覧会が20年ぶりに開催中。

文:はろるど

20世紀のフィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルト。環境との調和を常に考え、周囲の自然を内部空間へ呼び込むような建築は、いまも古びることがありません。また、妻アイノと立ち上げたインテリアメーカー、アルテック社のプロダクトも、根強い人気があります。現在、東京ステーションギャラリーで開催されている『アルヴァ・アアルト もうひとつの自然』は、ドイツを皮切りにヨーロッパ各国と日本を巡ってきた国際展。昨年の神奈川県立近代美術館葉山、名古屋市美術館での展示も好評を博し、東京へとやってきました。 アアルトは、アートとも深い関わりがありました。薄板を曲げる技術である「曲げ木」に注目してみまし...

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