中国でつくる、北欧雑貨ブランドがヒット

文:原口純子

1998年、イケアが北京に中国第1号店をオープン。それから20年が経ち、「誰の家にもひとつはイケアがある」と言われるほど北欧デザインは中国都市部で浸透した。さらに昨年、なんと中国発の北欧雑貨ブランドも登場。それが「諾米(ヌオミィ)」だ。北京など大都市を中心に1年余りで50店舗以上開店し、その急成長が話題となっている。デザインの拠点はスウェーデンの首都ストックホルムに置き、そこでデザイナーが製品を開発。生産・販売は中国で行う。家具ではなく文具など単価の安い雑貨を幅広く展開するのが特徴だ。小型店舗を各地に多数出店しているため、気軽に買い物できるのも大きな魅力。北欧ブームは当分収まりそうにない。

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