日本古来の身体感覚を信じれば、もっと朗らかに生きられる?

文:今泉愛子

【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】 なぜ日本には「手間」「上手」など手にまつわる表現が多いのか。飛脚はなぜ走り続けることができたのか。アメリカ生まれの写真家で、30年以上日本で暮らし、山伏修行者でもあるエバレット・ブラウンと、ロードバイク店を経営し、自ら製作した草鞋のような履物「足半(あしなか)」で箱根旧街道を歩くエンゾ・早川が、日本人古来の身体感覚を語り合う。健康診断の数値ばかり重視する現代人に、身体感覚を信じて朗らかに生きる術を伝授する。 ウイルスで激変した東京を、 写真家・初沢亜利が撮る。 異なる業種で働く77人が、緊急事態宣言下で考えたこと。 ...

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