生産者のことを考え、本来の視点を取り戻す。

僕がap bankを設立したのが2003年。その頃、フェアトレードに関心をもつ人が増えつつありました。先進国がフェアなバランスを伏せて途上国と取引しながら利潤を追求する。そんな経済優先で続けられてきた構造への反発です。僕もフェアトレードに注目していました。フェアでない連鎖は、めぐりめぐって僕らにも連鎖する。だからどこかでフェアなバランスを取るべきだと強く思っていましたし、その気持ちはいまも変わりません。 これまで、フェアトレードと同じような思いのプロジェクトに関わってきました。プレオーガニックコットンプログラムです。これは、正式なオーガニックコットンになる前の、橋渡しを助けるプロジェ...

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