神楽坂の新ギャラリー「√K Contemporary」に、“もの派”の原口典之による渾身の最新作が集結。

文:はろるど

2020年3月、東京・神楽坂に新しくオープンしたアートギャラリー「√K Contemporary(ルートK コンテンポラリー)」。メインの1階と2階、それに地下の多目的スペースを合わせると、約450㎡と思いがけない広さだ。 オープニングを飾るのは、原口典之の個展『wall to wall』。1960年代後半より「もの派」の美術家としてデビューした原口は、77年に国際美術展『ドクメンタ6』(ドイツ、カッセル)に日本人として初めて選出。廃油を鉄の浴槽に流し込んだ『オイルプール』で注目を集め、国内外で活躍の場を広げてきた。今回の個展では、金属や油、ポリウレタンなどの工業素材を使った立体作品...

続きを読む