弘前生まれの人物を題材に土地のエネルギーを解き放つ、『小沢剛展 オールリターン』

文:川上典李子

【Penが選んだ、今月のアート】 近現代の人物を題材とし、時空を超えた世界が繰り広げられる「帰って来た」シリーズ全作を紹介。新作の題材は「S.T.」、寺山修司だ。イランの画家や音楽家、津軽三味線奏者や人形ねぷた組師も参加したダイナミックなインスタレーションから、人や土地とのつながりのエネルギーがあふれ出る。 『KING&QUEEN展』で、イギリス王室のドラマを読み解く。 建築家・田根剛が語る「弘前れんが倉庫美術館」 ワタリウム美術館のユニークな30年の歩みから、 東京のいまを再考する。

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