16の仕事を見せる、レンゾ・ピアノ展が好評。

文:宮田華子

建築界の巨匠、レンゾ・ピアノ。イギリスではロンドンの欧州一の高層ビル「シャード」の設計でお馴染みだ。このほどピアノの16の建築をひも解く展覧会『レンゾ・ピアノ:ビル建設の芸術』がロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで始まり話題を呼んでいる。  プロジェクトごとに模型、図面、手書きメモなどがひとつのテーブルに展示され、彼のオフィスのようだ。ピアノ本人がオフィスや建築現場で語るロングインタビューも上映。その仕事ぶりを間近で眺めるようにして建築家の思考をたどることができる。ポンピドゥー・センターや関西国際空港などの有名建築が、どのように生まれたのか? そのクリエイションにじっくりと迫ってみよう。

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