変わり続けるデジタル数字が暗示する、生と死の普遍的な問題。

文:赤坂英人

【Penが選んだ、今月のアート】 宮島達男は1980年代に美術シーンに登場、LEDのデジタル・カウンターの数字が無限に変化し続ける作品で一躍世界的注目を浴びる。その四半世紀をたどる大規模個展が開催中。「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」をコンセプトにする作品は、生と死を超える世界を暗示する。 森美術館・片岡真実館長が語る『STARS展』の意義と、現代アートの必要性。 『KING&QUEEN展』で、イギリス王室のドラマを読み解く。 草間彌生全作品、日本初公開。

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