国内外のミュージシャンに愛された「音楽写真家」、木之下晃の真骨頂。

文:赤坂英人

【Penが選んだ、今月のアート】 木之下晃(1936-2015)は新聞社などを経て1960年代から写真家としての活動を開始。「音楽写真」というジャンルを切り拓いた第一人者だ。「音楽が聴こえる」と言われたその写真は木之下の音楽への深い造詣、音楽家との絆、写真への情熱の上に成り立っている。フィルムで撮られた傑作約50点が展示される。 マッツ・グスタフソンの美しき水彩画と、世界的巨匠たちの銀塩写真が出合う。 『KING&QUEEN展』で、イギリス王室のドラマを読み解く。 草間彌生全作品、日本初公開。

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