金沢に移転開館した「国立工芸館」で、近代工芸の名作を公開。

文:川上典李子

【Penが選んだ、今月のアート】 東京国立近代美術館工芸館が石川県・金沢市に移転し、通称「国立工芸館」として開館、名誉館長には中田英寿が就任した。開館記念での展示は近代日本工芸の名作約130点。各地の自然の素材に手を加えることで、四季折々の自然のイメージを表現してきた日本の工芸品の醍醐味を「風土」の視点で紹介。土地と人の創造活動の深い関係が浮かび上がる。

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