インベーダーゲームがダイヤルに! 思わずピコピコと攻撃...

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ロマン・ジェローム スペースインベーダー POP

インベーダーゲームがダイヤルに! 思わずピコピコと攻撃したくなる「ロマン・ジェローム」の腕時計。

文:遠藤和呼

女性では数少ない時計ジャーナリスト。編集プロダクション、チーム・スパイラルに所属して1990年代半ばから時計関連の記事制作などにかかわってきた。スイスの国際時計見本市の取材経験も豊富。

3層にわたる3Dピクセルデザインのブラックダイヤルに、樹脂を使用するコールドエナメル技法で描いたインベーダーフィギュアが映える。写真はケース径46㎜モデル。腕の細い人にもフィットする40㎜モデルも用意されている。

1970年代末から80年代にかけて、とあるコンピュータゲームが世界中で爆発的に流行しました。独特のデジタルサウンドをBGMに、タコのようなクモのような異星人が行列となって襲来。これをピコピコと迎撃し打ち砕いていきますが、敵の数には際限がなく、どんどんスピードアップしながら降りてくる!

1978年に日本メーカーのタイトーが開発、歴史に残る記録と、鮮烈な記憶によって伝説となった「スペースインベーダー」です。当時は喫茶店などで時を忘れて没頭したというPen読者もいるのではないでしょうか。

あれから40年ほど経った今年のSIHH(ジュネーブサロン)で、この懐かしいゲーム画面をダイヤルにした時計が発表されました。横に並んだインベーダーは列によって白、青、紫、オレンジの4色、トップのUFOはイエロー、それらを攻撃する砲撃台はグリーンという、鮮やかでポップなダイヤルが目を惹きます。残念ながら動きはしませんが、特徴的なインベーダーフィギュアは、艶のあるコールドエナメル技法を用いて一つひとつ手作業で着色。その配置も綿密に再現されているため、思わず迎撃したくなる臨場感にあふれています。

この奇抜な時計「スペースインベーダー POP」を手がけたロマン・ジェロームは、2004年にスイス・ジュネーブで設立された新鋭ブランド。沈没したタイタニック号や人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号の船体の一部をパーツに採り入れるなど独創的でユニークな時計づくりで注目されてきました。また、15年にはテトリスゲームをダイヤルに再現した限定モデルで話題を集めたので、覚えている時計ファンも少なくないはずです。

すでに11年にタイトーと提携して最初のインベーダーモデルを発表して人気を得たことから、今回はインベーダーフィギュアの配色などをリニューアルした第2弾を発表。「スペースインベーダー」のオリジナルカラーにより近づけた精密な仕上がりになっているそうです。ケースの直径が46㎜のチタンモデルと、同40㎜のステンレススチールモデルの2種類を同時にリリース。どちらも自動巻ムーブメントを搭載した本格機械式で、世界限定各78本のレアピースとなっています。

インベーダーゲームがダイヤルに! 思わずピコピコと攻撃したくなる「ロマン・ジェローム」の腕時計。

ケース径46㎜、40㎜の2タイプともに、スペースインベーダーの誕生年にちなんで各78本の世界限定。ケースバックには、インベーダーモチーフとシリアルナンバーが刻まれている。

表示はシンプルな時分のみ。ブラック(サテン仕上げ)の針には畜光性のスーパールミノバが塗布されている。自動巻き。ケースはブラックPVD加工のチタニウム、直径46㎜。3気圧防水、ラバーストラップ、世界限定78本。¥2,311,200(税込み)。3月発売予定。
*ケース径40㎜のステンレススチールケース¥1,782,000(税込み)も同時発売。
問い合わせ先/オールージュ TEL:03-6452-8802 www.eaurouge.tokyo
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