アアルトの名作スツールが100通りに変化する!? ユニークなプロジェク...

アアルトの名作スツールが100通りに変化する!? ユニークなプロジェクトがInstagramで公開中。

写真:榊 水麗 文:宇治田エリ

スツール同士の関係性から発想した『BENCH』photo: Kenta Hasegawa

フィンランドの名作プロダクトといえば、アルテック「スツール 60」がまず思い浮かぶ。そのスツールの原点の思想にある、多様な使い方を提案する展示がいま、Instagramで話題になっている。

展示を行っているのは建築家、DDAA/DDAA LAB代表の元木大輔。ひっくり返してスタッキングできる『Tri Stacking Stool』シリーズ、テンセグリティ構造によって天板を支えているテーブル『Strange Tensegrity Table』シリーズなど、これまでプロダクトデザインも手がけてきた元木。アルヴァ・アアルトが1933年にデザインしたアルテックの名作『スツール 60』と、そのジェネリック品を改変する100パターンのアイデアを、『Hackability of The Stool』として6月23日からInstagramで1日1作品ずつ発表している。

植物のためのスツール『PLANT POT』photo: Kenta Hasegawa

ラップトップを置けるデスクが付いた『MINI DESK』。スタッキングも可能だ。photo: Kenta Hasegawa

このプロジェクトは元々、投資やスタートアップの支援をしている企業から「イベントで大勢が座れる椅子が欲しい」と依頼されて始まったもの。当初は「コーヒーが置ける」「片付ける時に便利」「後ろの方の人が見やすい」といった機能を、必要な分だけ着脱できるシステムを10種類ほど考えていた、と語る元木。そこからなぜ100パターンを制作するまでに至ったのだろうか? 

元木大輔(もとぎ だいすけ)●1981年埼玉県生まれ。デザインファームDDAA/DDAA LAB代表。2010年DDAAを設立し、アクセサリーからランドスケープまで、多分野にまたがるプロジェクトで活動。19年にはDDAA LABを設立し、建築的な思考プロセスによる実験的なデザインとリサーチも行っている。21年の第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展に出展予定。同時開催のヴェネチア・デザインウィークでは、ソロエキシビションを開催予定。

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