BERLIN ベルリン/ドイツ
人民プールのインスピレーション源となったのは、同劇場の演目『オフィーリアの才能』。舞台上に巨大な水槽が設置され、全裸のパフォーマーであふれる。今年のベネツィア・ビエンナーレでも話題を呼んだフロレンティナ・ホルツィンガーの作品だ。© Volksbühne am Rosa-Luxemburg-Platz, Collage: Simeon Melchior
世界中の演劇界に影響を与え続けるベルリンの「フォルクスビューネ(人民劇場)」が、前芸術監督のルネ・ポレシュの急逝を受け、新たな劇団総監督を迎える。ベルリン生まれの気鋭、マティアス・リリエンタールだ。彼はまず、就任第一弾として劇場前の広場に「人民プール」を設置、無料開放すると発表して大きな話題を呼んだ。
実は学校や交通網、そしてプールなど街中でインフラの老朽化が問題になっているベルリン。「2カ月と短い間でも屋外プール不足を和らげたい」とリリエンタールは話す。ドイツの屋外プールに欠かせないフライドポテトの屋台も設置。猛暑日が続くなか、熱い身体を冷やしてからの観劇やアート鑑賞を楽しみたい。

