【心拍数で展示が変化する、没入型AI美術館】AIが“夢見る”熱帯雨林を体験

  • 文:稲石千奈美
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WEST COAST 西海岸/アメリカ

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来館者の体温や心拍数などのデータが、バイオセンシングによるリアルタイムの信号となって環境を変えていく『Machine Dreams: Rainforest』展データパビリオンの展示風景。© 2026 Refik Anadol Studio on behalf of DATALAND. photo: Refik Anadol Studio

フランク・ゲイリー設計の複合施設に誕生した「DATALAND」は、芸術と人工知能の可能性を探求してきたメディアアーティスト、レフィク・アナドル夫妻による実験的なAIアートの美術館だ。開館記念展『Machine Dreams: Rainforest』では、世界各地から収集した膨大な生態科学データを学習した独自AIシステム「Large Nature Mode(LNM)」が「夢見る」熱帯雨林を5つの没入型ギャラリーで再現。来館者の体温や心拍数なども作品に反映される。

アナドルは「この体験を通して夢を見るのはAIではなく来館者だ」と語る。AIアートは芸術として受容されるのか? アートの領域を広げる新たな試みが、LAでスタートした。

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来館者がLNMデータや潜在空間と積極的にインタラクトできる、レイテント(潜在)ギャラリーの展示風景。© 2026 Refik Anadol Studio on behalf of DATALAND. photo: Refik Anadol Studio