スマホより綺麗な映像を撮りたい。でも、本格的なカメラは大きくて持ち歩きづらい。そんな望みを叶えるのがDJIの新型ジンバルカメラ「Osmo Pocket 4P」だ。毎日持ち歩けるコンパクトさでありながら、スマートフォンを上回る撮影性能を持ち、本格カメラ並みの高い表現力を持っている。
これまでのOsmo Pocketシリーズはカメラが1つだけだったが、このOsmo Pocket 4Pでは、はじめて2つのカメラを搭載した“二眼”タイプ。映像表現の可能性をさらにアップした。
スマホとは一味違う、ジンバル手ブレ補正
Osmo Pocketシリーズの特徴は、3軸の電動ジンバルによってカメラ部分が常に浮いたような状態になっていること。これにより撮影者の手ブレが伝わりにくく、三脚を使わずともブレの少ない安定した映像が撮れる。
この特徴を生かした“ポケットサイズのジンバルカメラ”というスタイルを切り拓いたのが、ほかならぬOsmo Pocketシリーズだ。2018年に初代モデルが登場して以来、世代ごとに進化を重ねつつ、気軽なVlog撮影からプロユースにまで広く浸透してきた。
新搭載の“中望遠カメラ”で、撮影の幅がぐっと広がる
これまでのOsmo Pocketシリーズは、35㎜判換算20㎜相当(1倍)の広角カメラを1つだけ搭載していた。それがこのOsmo Pocket 4Pでは、広角カメラに加えて60㎜相当(3倍)の中望遠カメラも新搭載。本格的なカメラシステムに迫る表現力を得た。
ボタン操作で中望遠カメラに切り換えたら、被写体にぐっと迫る。すると背景が適度にぼけて、被写体がドラマティックに引き立つ。広角カメラをデジタルズームしても得られない、中望遠カメラならではの映像だ。
そして広角と中望遠で撮影したカットを編集で繋ぎ合わせれば、映像に変化がつき、見飽きない動画に仕上げられる。スマートフォン用の「DJI Mimo」アプリではAIによる自動編集もできるため、“編集に手間がかかる”という動画ならではの悩みも解決してくれるだろう。
撮り方・見せ方に柔軟な、トラッキングと縦位置撮影
小さなカメラだからこそ、旅先や日常でのアクティブな撮影も楽しみたい。動きのある撮影で難しいのが、被写体への適切なピント合わせだ。
このカメラには、撮影画面で被写体をダブルタップすると、それを自動的に追いかけ続けてくれるトラッキング機能がある。さらに被写体が画面からフレームアウトしそうになると、ジンバルが首を振って追いかけてくれるのだ。この優秀な機能のおかげで、歩く人物をフォローしながら撮影するのも簡単だ。
また、背面のモニターは横向きだけでなく、縦向きの状態でも撮影可能。自動的に縦向きで記録されるため、SNSのショート動画を撮るのにぴったりだ。
用途を広げるアクセサリー
Osmo Pocket 4PのVlogコンボには、カメラ本体のほかに様々なアクセサリーが付属している。ワンタッチで装着できる補助ライト、自撮りに便利なミニ三脚とリモコン、音声をクリアに収録できるマイクなど、あらゆる撮影シーンに対応できる充実の内容だ。
そして、より本格的な美しい映像を目指すなら、別売の専用フィルターも便利だろう。カメラに入る光の量を減らすサングラスのようなNDフィルターや、描写に独特な柔らかさを与えるブラックミスト フィルターが用意されている。慣れてきたら挑戦してみよう。
“プロクオリティ”を日常に
誰もがスマートフォンで動画を撮れるいま。映像のクオリティを高めることは、周囲に対する大きなアドバンテージとなり、思い出を振り返るリアリティも高まる。そんな高画質をポケットサイズで苦労なく持ち歩けるのが、Osmo Pocket 4Pの最大の魅力と言えよう。搭載カメラが2つになったことで、撮影の幅もさらに拡大している。
ワンランク上の動画撮影に挑戦してみたい人にも、本気で動画制作を始めたい人にも。Osmo Pocket 4Pはポケットサイズで気軽に連れ出せる映像制作カメラとして、いま注目すべき1台だ。