【オリバー・ゴールドスミス100周年】100年前のデザインはいまも美しい、名作3型の復刻と18金「オーバル」が示す普遍性

  • 文:倉持佑次
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100年という時間は、多くのデザインを過去のものにしてしまう。しかし、その長い歳月を経てもなお色褪せないものがある。

1926年創業の英国アイウエアブランド、オリバー・ゴールドスミスが2026年に創業100周年を迎えた。その節目に発表された「OLIVER GOLDSMITH 100th ANNIV. LIMITED EDITION」は、創業者フィリップ・オリバー・ゴールドスミスが1928年に手掛けた3型の復刻モデルをはじめ、ブランドを象徴する「オーバル」の18金製限定モデル、さらに東京・恵比寿のアイウエアショップ「コンティニュエ」による別注カラーを揃えた特別なコレクションだ。単なるアーカイブの復刻にとどまらず、100年前に生まれたデザインの普遍性を、現代の技術と感性によってあらためて映し出したラインアップとなっている。

約100年前の名作を、いま掛けたい一本へ

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上から「ブルドッグ」¥73,700、「エルフィン」¥60,500、「ポーツマス」¥71,500

復刻されたのは、1928年にデザインされた「ブルドッグ」「エルフィン」「ポーツマス」の3型。当時は本鼈甲を用い、すべてハンドメイドで製作されていたモデルを、デザインやサイズ感はそのままに、現代のアセテート素材で再現した。ラウンドシェイプや、引手(縄手)と呼ばれる独特のカーブを描くテンプル、メタルパーツに施された繊細な彫金など、約100年前の意匠は驚くほど現代的だ。最新の製造技術によって仕上げられたことで、その完成度の高さとタイムレスな魅力がより際立って見えてくる。各モデルは5色展開で、2026年限定生産。今後再生産は予定されていない。

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100周年を記念してコンティニュエが用意した特注カラーも興味深い。「ブルドッグ」「エルフィン」「ポーツマス」の3型で展開され、当時は存在しなかったブラック×クリアの貼り合わせ生地に、シルバーカラーのメタルパーツを組み合わせた。約100年前のデザインに現代的なニュアンスを加えた仕上がりで、忠実な復刻にとどまらず、いまの装いにも自然に馴染む一本へとアップデートしている。クラシックを未来へつなぐという、100周年コレクションのもうひとつの魅力がここにある。

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コンティニュエ別注カラーの2型。(上)「ポーツマス」¥71,500、(下)「エルフィン」¥60,500

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その集大成といえる存在が、ブランドを代表するマスターピース「オーバル」の18金製モデルだ。1960年代に3代目アンドリュー・オリバー・ゴールドスミスがデザインし、ジョン・レノンが愛用したことでも知られる一本が、世界100本限定で登場。熟練の職人が一本ずつ手作業で製作し、すべてにシリアルナンバーを付与するほか、専用の限定ボックス、本革製ハードケース、特製クリーニングクロスも付属する。ブランドが100年にわたり培ってきた美意識とクラフツマンシップを象徴する、アニバーサリーイヤーならではの特別なモデルだ。

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「オーバル」18金製モデル¥2,200,000
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専用の限定ボックス&本革製ハードケース、特製クリーニングクロスが付属。

100周年を迎えたブランドが選んだのは、新しいデザインを生み出すことではなく、自らの原点を見つめ直すことだった。約100年前に誕生した3型、現代的な解釈を加えたコンティニュエの別注カラー、そしてブランドの美意識を凝縮した18金製「オーバル」。過去を懐かしむためではなく、時代を超えて受け継がれるデザインの価値をあらためて確かめるコレクションとして注目したい。発売は6月25日より、コンティニュエ恵比寿本店でスタートする。

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コンティニュエ

東京都渋谷区恵比寿南2-9-2 CALM恵比寿 1F
TEL:03-3792-8978
営業時間:12時〜20時
定休日:水

www.continuer.jp