進化し続けるスポーツテクノロジーを想起させる「ジェット スニーカー」。
バレンシアガのクリエイティブ・ディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリは、メゾンのフットウェアにおける革新的なレガシーを継承し、自身初のコレクションから画期的なハイブリッドデザインを提示してきた。
その系譜を受け継ぎ、自身の2シーズン目となる2026年秋冬コレクション「Body and Being」でお披露目されたのが「ジェット スニーカー」だ。メンズとウィメンズの両ラインで展開され、メゾンの大胆なスピリッツを体現する新たなスニーカーである。
「ジェット スニーカー」は、流線型のマルチレイヤーソールを基盤にしたダイナミックなデザイン。アスレチックなアーキタイプのスニーカーから着想を得て、高い機能性を実現しながら現代的にランニングシューズを再解釈。むき出しのステッチや切りっぱなしのエッジなど、制作過程における痕跡をあえて残したかのようなディテールによって、クチュールにおける脱構築的コードを巧みに取り入れている。
内部のインフォメーションラベルは、シュータンの外側に大胆に配置。アッパー全体に編み込まれたエラスティックのレーシングシステムにより、スリッポン感覚で容易な着脱が可能となっている。インサイドアウトあるいはコルセットを思わせる美学で、スニーカーの常識を覆す。
アッパーには、バレンシアガの新しい「Bodies」ロゴ、「Jet」専用のロゴ、そしてシューズのサイズ表記がデボス加工やプリントで施されている。メッシュとスムースなテクスチャーが重なり合って織りなす、ユニークな素材使い。その中にはTPUやポリエステルのパネルも含まれ、グラフィックのグラデーションや部分的なプレディストレスト加工が特徴だ。
バレンシアガのスニーカーデザインや進化し続けてきたスポーツテクノロジーが詰め込まれた、ボリュームのある有機的なシルエット。トラクションや空気力学、バランスを考慮し、快適さと高揚感を兼ね備えたアプローチで洗練されたフットウェアを実現している。
メンズとウィメンズ共通で、モノクロームのブラック、エッグシェル、ブラウンのグラデーションのカラーバリエーションで展開。またメンズではブルーアクセントを効かせたグレースケールやライムアクセントを添えたエッグシェル、ウィメンズサイズではピンクアクセントのエッグシェル、ライトブルー、ライラック、ライムによるパステルカラーもラインナップ。メゾンの大胆なスピリッツを体現する新たなスニーカーに注目したい。